簿記3級独学で勉強しています。 仕分けの問題で当期の決算を行った結果、当期純利益¥1,500,000を計上したという問題…

Question

簿記3級独学で勉強しています。
仕分けの問題で当期の決算を行った結果、当期純利益¥1,500,000を計上したという問題です。私は借方繰越利益剰余金1,500,0007貸方損益1,500,000答えはその逆でした。なぜその逆になるのか分かりません。
教えてください

Answer 1

・繰越利益剰余金は純資産なので増える=貸方
・利益が出るということは損益は貸方残高(貸方の収益>借方の費用なので。収益と費用を損益に振り替えるのは分かりますよね)

Answer 2

純利益は純資産の変動要因の１つで純資産を増加させることになります。
したがって、収益、費用の勘定の残高を損益勘定に振り替えた後の損益勘定の貸方残高（純利益を表しています。）を純資産の増加として損益勘定から繰越利益剰余金勘定の貸方に振り替えているというように考えることができます。

◆参考
《借方要素》-《貸方要素》
資産の増加 - 資産の減少
負債の減少 - 負債の増加
純資産の減少 - 純資産の増加
収益の消滅 - 収益の発生
費用の発生 - 費用の消滅

Answer 3

損益がプラスの場合(利益が出た場合)、それは貸方にありますよね。
損益という項目のまま貸方に残しておくのではなく、繰越利益剰余金という項目に振り替えたいわけです。
よって (借)損益 1,500,000 (貸)繰越利益剰余金 1,500,000
とすることで、もともと貸方にあった損益を消去し、繰越利益剰余金に振り替えるのです。

繰越利益剰余金も貸方項目です。
ご質問者様の仕訳だと、繰越利益剰余金が減ることになってしまいます。

Answer 4

当期純利益を計上する際の仕訳は「損益 / 繰越利益剰余金」となります。これは、収益と費用を損益勘定に振り替えた後、その残高を繰越利益剰余金に移すためです。貸方に損益、借方に繰越利益剰余金を記入することで、利益が次期に繰り越されることを示します。したがって、当期純利益を直接借方に記入するのは誤りです。繰越利益剰余金は、過去の利益の積み重ねを表す勘定科目です。

参考にした回答
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11288703861
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11305825041
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12289385132
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13285130443
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14289174114

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