自衛隊一般曹候補生（女子・航空）の筆記試験の合格の目安・難易度を教えてください。

Question

自衛隊一般曹候補生（女子・航空）の筆記試験の合格の目安・難易度を教えてください。自衛隊の一般曹候補生（女子・航空）を受けようと思っています。しかし、高卒で年も25歳ブランクがあり過ぎて筆記試験に自信が持てません…
経験者の方・未経験者の方どなたでも結構ですので、筆記試験合格の目安を教えていただけないでしょうか？？？

Answer 1

問題は高校卒業程度、科目は国・数・英、作文。私は数学が苦手なので数問自信がありませんでしたが、国語、英語はそんなに難しくなかったです。
数学は計算問題（足し算、掛け算から始まって二次方程式や連立方程式、二次関数、三角関数など）、文章題（連立方程式を使った食塩の濃度の計算、時速の計算など）と図形問題数問。最後に難易度高めの三角関数使用の図形問題で〆です。
英語は同じアクセントや発音を探す問題、長文読解問題、文章組み立て、書き直し問題などがあったと思います。
国語は漢字の読み書き、現代文読解、古典読解、ことわざ・四文字熟語、文学史（奈良～近代文学まで。誰がどれを執筆したかなど）。
作文、テーマは「社会におけるモラルとは」とか「愛国心とは何か」とか「団体生活に於いて必要なものとは」とかそんな路線だと思います。教官に後で聞いたら男子の場合は「字が書けるか」を見るだけの作文制度だそうですけど、女子の場合は狭き門なのでそうは行きません。だ・である調でも、です・ます調でもいいので、しっかりと用紙いっぱいに起・承・転・結で自分がなりたい自衛官像を含めて書いておいた方がいいです。

学科は基本的には出版されている一般曹候の問題集をやれば大丈夫ではないでしょうか。
あとは担当の広報官の方がいらっしゃいますよね？その方に言えば過去問をタダでくれると思いますよ。
ただ本当に女子は厳しい（私の志願した地域事務所では女子10名強受験して一次試験で私以外全滅でした）ので広報官は最初から諦め半分、自分の成績に響くので受験人数だけは確保せねば～くらいの場合もあります。何を言われても挫けないで下さい。
会場には予想以上にたくさんの受験者がいると思いますが、先述した通り人数合わせで「よく分かんないけど受けさせられた～」という子も少なくありません。焦らず平静を保って試験に臨んで下さい。
また、二等陸・海・空士も併願しておいたほうがいいです。二士で入っても翌年また内部受験出来ます（内部の方が合格しやすい）。一般曹候補に合格出来なかったとしても、普通にやって士長になっていれば2任期目くらいに曹候補の受験資格が出来ます。その場合は「選抜試験→教育→三曹昇任」の順を踏まねばなりませんが。

二次試験は健康診断と面接。面接は面接官2人対自分1人。
健康診断は視力、聴力、肺活力、尿検査、血液検査、胸部レントゲン、歯科検査、間接運動、問診。あと体重に気をつけて下さい。
二士は少しの不備（例えば虫歯や身長に対する体重上限値超過）は「入隊までには治してね」「運動しておいてね」で済みますけど、一般曹候補生の場合はどれか一つでも不可だと合格は難しいと聞きました。
また過去に入院が必要な手術を行った場合も恐らく不可。申告せずに隠していても間接運動や診察で肌を露出した際に試験官が手術痕が無いか目ざとく見ています。（申告せずに手術痕が見つかった場合はその場で不合格・退場となります。）

私が受けた県では女子は陸海空合わせて、一次受験者数300人→一次通過25人→二次合格6人くらいでした。
合格者が極端に少ないのは質問者さんのような外部（一般人）受験者よりも内部（自衛官）受験者を優先して合格させたからだと聞きました。それが合格率が低くなる一因でもあるんですよね；
空と海は1～2人くらいしか合格していませんでした。まだ可能性があるのは枠の多い陸。
所属に特にこだわりがないのであれば、陸上自衛隊が一番可能性があると思います。訓練は一番厳しいし、大所帯なので色々不便もありますが。

後期教育で男子と一緒になった時、男子の一般曹候補生の多さに驚きました。25：5くらいで二士の方が圧倒的に少ないんです。
対して女子は5人中一般曹候補生はたった一人でした。
女性の比率自体も全体のたった3％。活躍の場が開けてきているとはいえまだまだ自衛隊では女子は不利ですね；

二士の方が簡単とも言いましたが、それでもやはり倍率はすごいです。
それに自衛官の娘など縁故採用は強いです。
私は縁故ではないので試験の半年前から事務所に通いました。所長や副所長といった幹部自衛官のである広報官に顔を覚えてもらって、誠意ややる気を地道にアピール。その内採用担当の地連幹部にも引き合わせて頂けるようになりました。
勿論合格には試験で良い成績を修めなければなりませんが、顔を覚えてもらうのは全く無駄ではないと思います。

ちなみに年齢のことは気にされないで平気かと。
女子は縁故を除き能力のある人材から採用します。
やはり高校新卒の子は多いですが私のいた教育隊の区隊は半分くらいが二十代の大卒、短大・専門卒及び中退者。
教育終了時に主席で方面総監賞（一番栄えある賞です）を受けたのも25歳の社会人経験者でした。
健康管理に気を付け、試験勉強を頑張って下さい。

Answer 2

詳しいことはわかりかねますが、以下のことだけはわかるので書かせて頂きます。

１） 基本的に女子は倍率が高い。（女子の募集人員が極端に少ないため）

２） 一般曹候補生試験を受けるのは大半が高校３年生で、年齢は若い方（１８歳に近い方）が有利。

３） 陸海空の自衛隊で最も難易度が高いのは航空自衛隊で、男子の場合約７倍～１３倍程度で女子はその数倍の倍率。

以上の理由から、あなたの場合結構厳しいかもしれません。

今年は確か９月１９日でしたよね？うちの弟も受けますから、頑張ってください。健闘を祈ります。