「ショムニ」は 「就職氷河期世代」を描いていますか？

Question

「ショムニ」は 「就職氷河期世代」を描いていますか？

Answer 1

氷河期世代の話しの一つですが、社会問題となっている氷河期世代のストーリーではありません。

むしろ、(ろくに見ていないけど)派遣の品格の方が氷河期世代問題を内包してるのでは？

派遣という企業の調整弁(忙しいときだけ雇って簡単に切り捨てられる人材)として使えるシステムを導入しやすい環境を整備した時期の話しです。

就職できなかった氷河期世代は生きるために派遣社員になった人が多いです。若手と呼ばれる時期に、育成対象(正規雇用)ではないから重要な仕事を体験させてもらえない。だから歳を取っても歳相応のスキルや体験がないので給料は安いまま。

そして、企業の人員整理が終わり、新たな時代に適応した形を作りリスタートする時は氷河期世代は中年世代となります。
企業も育成や伸び代を期待するなら若手にするのは当然だから、中年～退職間近となった世代を今更特別な教育をしようと思わない。

そのため、氷河期世代は貧しいまま、老人になりが社会のお荷物になる。
というのが将来予想される未来です。

ショムニは氷河期世代の中では、ましな人たちです。あれは、男尊女卑の思考が根強い中で伸び伸び生きて、ある意味羨ましい女性像を描いた作品です。

Answer 2

いえ、その前の「古臭い日本企業」がテーマです。

Answer 3

ですね。