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朝バイト8時から固定で働いているのですが最近前日の夜にお腹が痛くなりバイト先へ行って働いていると立っていられなくなるぐら…

朝バイト8時から固定で働いているのですが最近前日の夜にお腹が痛くなりバイト先へ行って働いていると立っていられなくなるぐらい腹痛 、目眩などの症状が出ます。特に一緒に働いてる人に嫌だなと思う人は居ません。 朝食もお腹が気持ち悪くなりそうな物は食べていません。 自分が朝の体は弱いからなのでしょうか? また、ストレスだったら病院行った方がいいのでしょうか? 対処法などあれば教えて欲しいです。

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回答(1件)

  • 腹痛の症状で悩まれているのですね。 原因として、過敏性腸症候群という病気の可能性が考えられると思います。 過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、に下痢や便秘などの便通異常をともなう腹痛や腹部不快感が慢性的に繰り返される病気です。 症状としては、腹痛や腹部不快感、便通異常(下痢・便秘)などの症状が長期にわたって続いたり、下痢と便秘を交互に繰り返したりします。排便後、痛みが緩和されることが多く、また睡眠時には症状が現れないという特徴もあります。そのほか、お腹が鳴る、膨満感(お腹の張り)、おならがよく出る(ガスが溜まりやすい)などの症状が現れることもあります。 また、過敏性腸症候群の分類として、分類方法にもよりますが、便秘型、下痢型、混合型、分泌型、ガス型に分けられます。 ・便秘型は、排便時に腹痛が起こり、強くいきまないと便が出なかったり、コロコロと小さな便しか出なかったりして、残便感に悩まされる場合があります。 ・下痢型は、腹痛とともに、水っぽい便が出る下痢が、1日に何度も起こります。外出するのが億劫になるほど、症状に悩まされるケースもあります。 ・混合型は、腹痛とともに、下痢と便秘を交互に繰り返します。 ・分泌型は、腹痛が続いた後に大量の粘液が排出されます。 ・ガス型は、ガスが腸内に溜まり、頻繁にガスが出る、お腹が張って苦しいなどの症状です。 原因としては、まだはっきりとはわかっていませんが、現在のところ、消化管の運動異常や知覚過敏、肉体的な疲労や不安・緊張などの精神的なストレス、自律神経の乱れなどが原因だと考えられています。 また、細菌やウイルス感染の後に発症しやすいことも特徴です。感染すると腸の粘膜が弱くなったり腸内細菌叢のバランスが変化したりするため、刺激に対して敏感になりやすくなります。腸の運動機能や分泌機能が亢進していることにより、下痢や便秘などが起こると考えられます。 対策としては、まずは、症状によって市販の整腸剤を服用してみて下さい。整腸剤には、腸内環境を整える効果がありますので、症状が緩和されます。また、下痢や便秘などの便通異常には、適宜、市販の下痢止めや便秘薬を症状に応じて、服用してみて下さい。 過敏性腸症群に効能効果をもつ市販薬としては、主にコルペルミンとセレキノンSの2種類があります。 コルペルミンは、ペパーミントオイルを主成分とする過敏性腸症群の治療薬です。下痢と便秘、両方の症状に効果を発揮します。ペパーミントオイルは、欧州を中心に一般用医薬品として用いられている成分です。腸管の異常な収縮を抑制し、下痢や便秘などの症状を改善します。 セレキノンSは、トリメブチンマレイン酸塩を主成分として含む過敏性腸症群の治療薬です。トリメブチンマレイン酸塩は消化管の運動を調節する働きがある成分として知られており、下痢にも便秘にも効果を発揮します。 処方薬としては、ポリフル・コロネル、セレキノン、イリボーがよく使われます。 ポリフル・コロネル(高分子重合体)は、大量の水分を吸収してゲル化することで、便は適度の水分を含み便の容積も増します。(紙おむつのイメージ)
安全性も高く、便秘型にも下痢型に対しても基本的な治療薬と位置づけられています。
腹部膨満感・腹痛などの症状が見られることがあります。 セレキノンは、減弱した腸管には蠕動を活発化させ、逆に亢進した蠕動を抑制する効果があります
便秘型、下痢型、交代型にも効果があると言われています。
低用量では消化管運動を促進、高容量だと抑制的に働くと言われてい突発的な痛みの予防には効果があり、副作用はほとんどみられません。  イリボー(セロトニン受容体(5-HT3受容体)拮抗薬)は、腸管蠕動運動の活発化や腸管水分輸送異常の改善を促し、下痢を抑制し、便形状や便意切迫感を改善させます。
腹痛や腹部不快感など内臓知覚過敏を改善する効果もあります。 また、生活習慣の改善も必要で、暴飲暴食を避けて胃腸に負担をかけない生活を送りましょう。また、1日3食を決まった時間に摂ること、も大切です。これにより、自律神経の働きを整える効果も期待できます。 また、刺激の強いものや消化に悪いものは控えましょう。 ・脂質の多い食事 脂質が身体の中で分解されて出来た脂肪酸が腸を刺激して下痢になりやすくなります。 ・香辛料 赤唐辛子の主成分であるカプサイシンは消化管運動を亢進させ腹部灼熱感や腹痛につながると言われています。胡椒、カレー、生姜、シナモン、ターメリックなども関連があると言われています。 ・カフェイン 大腸、特に直腸S状結腸の運動を刺激しIBS症状を増悪させます。コーヒーは飲み過ぎない方がいいです。 ・アルコール 軽度から中等量の摂取ではIBS症状の悪化との関連性は確認されてはいませんが、短期間に多量のアルコールを摂取した場合には下痢症状が悪化します。 ・牛乳や乳製品 乳糖不耐症のIBSの人は下痢が誘発されます。 ・アレルギーの可能性がある食べ物IBSの人の中の一部に食物アレルギーが隠れている場合があり、アレルギー物質を含む食事を摂ると腹痛や下痢が起こりやすくなります。血液検査でIgE抗体上昇を認める食品は避けてください。 ・不溶性食物繊維 食物繊維には水に溶ける可溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。食物繊維が便秘症の人に非常に有効であることは周知の事と思いますが、IBSの人は食物繊維、特に不溶性食物繊維(ごぼう、切り干し大根、ブロッコリー、ナッツなど)をとり過ぎると下痢や腹部膨満感がでやすくなることがありますので注意が必要です。 ・高FODMAP食品 FODMAPとは特定の糖類をまとめた呼び名です。FはFermentable(発酵性の)という意味で以下の4つの糖質に掛かります。OはOligosaccharides(オリゴ糖)、DはDisaccharides(二糖類)、MはMonosaccharides(単糖類)、Aはand、PはPolyols(ポリオール)の頭文字からなっています。
FODMAPは小腸で分解吸収されにくく、大腸で腸内細菌により発酵分解されて水素ガスやメタンガスを発生させます。さらに高浸透圧性のため腸の中に水分を引き込む特徴があります。その結果、FODMAPが多い食べ物を摂るとおならが出やすくなる、お腹が張りやすくなる、下痢になりやすくなるなどのIBS症状がでやすくなります。 高FODMAP食品としては、小麦粉、さつまいも、たまねぎ、りんご、しいたけ、大豆、牛乳、生クリーム、カシューナッツ、ピスタチオなど 低FODMAP食品としては、米、じゃがいも、トマト、いちご、カマンベールチーズ、マヨネーズ、ポップコーン、紅茶、アーモンドミルクなどがあります。 症状が続く様でしたら、一度、病院を受診されることをお勧めします。 参考になりましたら、幸いです。

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