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鉄道会社の一般職で入ると駅員や乗務員といった現業を定年退職までしていくイメージなのですが、ある程度年次を積むと管理職など…

鉄道会社の一般職で入ると駅員や乗務員といった現業を定年退職までしていくイメージなのですが、ある程度年次を積むと管理職などに着くことができるんですかね?また、そのような職についた後には日勤勤務になるのですか?

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回答(5件)

  • ベストアンサー

    まず後のご質問から。 >そのような職についた後には日勤勤務になるのですか? スラングで「三役」と呼ばれる管理職等は、原則日勤勤務です。 駅長など(区長/所長など)と首席助役、総括助役、科長*などは日勤ですが、当直助役/係長や指導担当係長などは、泊まり勤務が多く、ことに当直に担務が固定している助役/係長は、泊まり勤務が基本です。 世間では管理職(JRの場合は「管理者」**)になりたがらない若者が増えてきていますが、国鉄では昔からその傾向があり、上司から、いくら助役試験(民営化後は”L試験”等)を受けるように勧められても応じない者が多く居たのです。 単に、管理職などは嫌だ、という人も居れば、組合がらみもあったのが国鉄らしいところでした。 そのせいで、勤続年数を重ねた老練の実務担当層が多かったので、質問主様のようなイメージが作られたかと思います。 実際の所は、国鉄のみならず、大手・準大手などの鉄道会社には試験制度があり、一定の条件を満たせば、現業職採用*などで採用された人たちでも、いわゆる管理職になる試験に合格して「出世」してゆくことが出来るものです(でした)。 ベースとなる国鉄の職制度では、採用から2~5年以上で「係職」(かかりしょく)という、実務者としては上位の職に就く試験を受けることができ(要年数は職種による)、その係職を一定年数勤めた者に、助役試験を受ける資格がありました。 尤もどこの企業でも、出来があんまりよくないのに出世したがる奴はいるもので、特に助役試験が不人気であった国鉄末期から、JR発足後まもなくの頃は、こうした昇職試験の倍率が恐ろしく低いものでありました。 その結果、現場管理者の質が悪化していたのも、福知山線列車脱線事故の要員になったと言われます。 これではいけないと、企業体質の改善が図られたので、今はやる気のある若手が、昇格試験***、そして昇職試験***に挑んでいます。 ただ一般的に、現業職採用の人が、管理職等への昇職試験を受けられるようになるまでの勤続年数が、総合職採用の人よりも長いのと、総合職採用の人たちは、殊にJRでは旧帝、大手民鉄では早慶などの高学歴者(最近はいわゆる院卒)が多いので、少なくとも部長級以上は現業職採用ではムリですが、それなりの地位までは登れます。 殊に、鉄道独特の科長という職は、現業職あがりの「叩き上げ」が何気に多いポストです。 =================== *科長…支社など間接部門に居る課長よりも格下ではあるが、大きな現業機関で、現場長に次ぐ要職 **管理者…国鉄時代は、助役以上は管理職でした。 助役には、今でいえば係長クラスの職から、小さな駅の駅長よりも格上感のある首席助役・総括助役まで、いろいろでした。 しかし労働争議が多かった国鉄を改革した際に、助役も組合員資格のある一般職となりました そのためJRでは、係長等は「リーダー層」、助役・科長は「管理監督層」などという位置づけではありますが、実は管理職ではないのです。 こうした立場の人をスラングで「管理者」と云います。 そのことで「管理者」の人たちは得をしています。 つまり会社側(経営側)の立場である「管理職」は労働者ではないので長時間働いてもいわゆる残業代は出ませんが、JRの「管理者」は、立場は労働者なので、週40H以上を越えて勤務すると超勤手当(残業代)が出ます。 このようになってから、JRの管理者は、特によく働く人は、かなりの高級取りとなり、このポストを志願する人も次第に増えてきた経緯があります。 ***昇格試験/昇職試験 ちょい昔のJR西日本の例で言うと、現業職の新規採用者は、まずC5級という等級でした。 この等級は、勤続年数を重ねると自動的にC5→C4→C3…と自動昇格するのですが、昇格試験に合格すると早く上の等級に進めます。 ほぼ同じ仕事をしている駅員でも、人によっては社員等級が違っていて、なんと同じ仕事をしていても等級が上なら基本給も多いのです。 このように一定の競争を作っているのです。 一方で、いわゆる”昇職試験”とは、ヒラから係長などに昇進するのに必要な試験ですが、たとえばL試験(係長になるための試験)ですが、受験資格があるのはC2級以上の社員からです。 ですから、現業職採用の人は、幾度かの昇格試験を経たのちに、”昇職試験”に受かって、やっと係長というわけですが、それでもやる気と努力と実力次第では、若くして係長となる事も可で、さらに上を目指してゆくことも出来るのです。 長文失礼致しました。(元JR西日本車両技術職)

  • まあ、よくある誤解ですね。 現業を続けられる方が激レアです。 中途採用は除き、学卒一般は問題が無ければかならず間接に回ります。あとで現場に戻ることはありますが…

  • 知り合いの会社の大きな駅の駅長クラス(管理職)は、土日祝休みです。交替勤務のメンバーに入ってないようです。 しかし、イベントなどで出勤の時もあるみたいです。

    なるほど:1

  • JRで言えば、駅員→車掌→運転士とスキルアップしていきますが、車掌や運転士から指令員になったり、管理者になる場合があります。 つまり、運転士までスキルアップしないでも、駅の係員や車掌、運転士など、その時の職種で管理者になる事も出来ます。 それは勤務成績などが特に優秀と認められれば、数年の年功で管理者試験を受験することもありますね。 そして、車掌も運転士も、管理者の担当業務で勤務形態が変わり、例えば営業や運転、教育(新人)担当なら日勤、当直担当なら一昼夜勤務になります。

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