回答終了
税理士試験は何故科目合格制を採用しているのですか?そうなった経緯を教えて下さい。他の試験のように択一式とか選択式等の形式にするのは無理があるのですか?合格した科目は永久に合格ですが人間は忘れる生き物ですし次の科目を勉強している間合格した科目は徐々に忘れていくと思うんですよね。それに5科目全て合格した頃には法律の改正もあって勉強した知識は古くて使えないという事はないのですか?これなら弁護士や公認会計士になって無試験で税理士になった方が良さそうですが実際どうなんでしょうか?勿論弁護士公認会計士が難関資格なのは知っています。
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>税理士試験は何故科目合格制を採用しているのですか? ⇒高卒やFラン卒でも受かるようにするためです。国が、税理士事務所に勤務する事務員でもコツコツ10年間勉強すれば受かるような試験制度にあえてしたのです。ではなぜ国は高卒でも受かる試験にしたのか?その回答は後述。 >次の科目を勉強している間合格した科目は徐々に忘れていくと思うんですよね。 ⇒仰る通り。 >5科目全て合格した頃には法律の改正もあって勉強した知識は古くて使えないという事はないのですか? ⇒そういうことは頻繁に起こります。民法は大改正がありました。 >これなら弁護士や公認会計士になって無試験で税理士になった方が良さそうですが実際どうなんでしょうか? ⇒普通の弁護士は税法も簿記も知らないので無理だと思います。公認会計士は税法を勉強すればイケます。最近の改正法も捕捉した公認会計士経由の税理士はいます。そういう公認会計士と純粋な税理士のどっちが良いかは「人による」としか言えないと思います。 司法試験等のまともな法律の試験では必ず試験用六法が付与されます。受験者は試験用六法で条文の文言を確認しながら答案(条文の解釈、事実の評価)を書きます。ところが税理士試験では、受験者は条文を丸暗記してそれを答案に丸写しする作業を強いられます。税理士試験業界ではこの条文丸暗記の作業のことを「理論暗記」と呼びます。高度な思考は要求されません。その代わり尋常ならざる忍耐力と速記力が試されます。国は、条文暗記ではなく条文解釈をするような高学歴エリートを税金関係の紛争から排除するため、税理士試験を科目合格有りの簿記と条文丸暗記の試験にしたのかもしれません。
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僕もそう思う 税理士試験はとにかく「忍耐力」を試す試験なんでしょうね。 お上から言われたことを愚直にこなす人が税理士になる方が都合良いのでしょう。 下手に法令解釈など出来る弁護士みたいな人たちが増えると、国税庁の見解と異なって面倒なんでしょうね
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