そもそも公務員と民間就活を並行して行うのはかなり大変です。必然的に、国総と総合商社両方内定した人のサンプル数も少ないので、こういう質問に対しては憶測で回答するしかありません。 そして私の憶測を述べますが、仮に普通の人がある日突然総合商社と国家公務員総合職の内定をどちらも受け取ったとしたら、100人中95人ぐらいは総合商社を選ぶと思います。 理由は単純で、就活で多くの人が内心で企業選びの基準にしている給料、労働環境、モテ度の全てにおいて総合商社が圧勝しているからです。 まず給料ですが、30歳で2000万はほぼ確実にいく総合商社に対して、官僚は1000万に届きません。これを僅差と考える人はいないでしょう。 次に労働環境ですが、総合商社は全社平均を取れば月の残業は30~40時間ぐらいです。もちろんこれは全社平均で、ホワイトな部署とブラックな部署はありますが、ブラックな所でも100時間を超えることはないです。 それに対する官僚は200時間ぐらい平気でやります。もちろん平日だけでそんなにできないので、土日も働いているということです。しかも給料に最初から入っているみなし残業45時間分ぐらいを超えたらあとは無給です。 モテ度についてはさすがに本人次第ですが、単純に官僚は忙し過ぎて商社のように遊べないのが大きいです。 また、昭和の昔ならいざしらず、今のブランド感は総合商社が上でしょう。2倍も稼いでいる上に官僚と違ってデートも出来るし家にも帰れますからね。 あと、駐在先のヒエラルキーとか駐妻以外誰も気にしてませんし、駐妻でさえも総合商社が内心は一番幸せです。そりゃ官僚の方が偉いですが、官僚よりずっと稼いで良い暮らしをしているのは誰でも知っているからです。 以上の理由から、確率で言えば官僚を選ぶ人は少ないでしょう。 現実に、官僚の合格者に占める東大や上位大学出身者の割合はどんどん下がっています。昔は東大と言えば官僚だったのに、今では省庁にもよりますがマーチから合格者が出ています。明らかな傾向です。 ここまで言っておいて混乱させるかもしれませんが、私の大学の友人は国家公務員総合職(外務)と総合商社(三菱商事、丸紅)両方合格して、悩んだ末に前者に行きました。 これは別に前者の方が良い、という結論にはなりません。単に公務員と民間就活を並走して最後までやり通すほどの強い意思と忍耐力を持った人は、年収やモテぐらいで安易に商社に流れないというだけの話です。 ちなみに物凄く後悔して5年目で官僚をやめました。こういう聖人君子のような人材に、無意味な政治家対応や雑務をやらせて、給料もロクに払わないのが政府です。この問題を解決しないと日本の行政の質は低下必至です。
第一志望がどちらかによると思います。 総合商社も高級公務員と言われていますから、年功序列で高給が一生保証されていますので人気の高い職業です。 採用数は各社100名強で出身大学は慶應早稲田東大の順になっています。女性比率は3割前後です。 外務公務員の総合職は、年間30名程度(今年は特例で36名)採用と少数採用になっています。公務員として日本の国益と世界の秩序の為に働くと言う高い使命感が求められています。出身大学は7割以上が東大で私立は殆ど居ない超学歴社会です。女性比率は3割強と総合商社と変わりません。給与は総合商社の半分ぐらいですが、海外勤務時には経費が湯水のように使えますので実入は変わりません。 両方合格した場合、東大法学部経済学部なら外務省で出世を目指す人が殆どです。 それ以外の人は東大なら半々、私立なら総合商社の方が多い印象です。 そもそも東大の人は商社を併願しないと思います。
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