生産設備メーカーで勤めている営業マンです。 「価格競争するな。付加価値で勝負しろ。」 よくビジネス本やYouTubeで流…

Question

生産設備メーカーで勤めている営業マンです。
「価格競争するな。付加価値で勝負しろ。」
よくビジネス本やYouTubeで流れており、最近社内の上司もバカの1つ覚えみたいに言ってます。ぶっちゃけて言うと全てには当てはまらないし間違えてると思います。

相手の予算が決まっているとして、その論理を出されても、買い手からしたら困りますよね。
「5000万以内でAというスペックがある産業機械が欲しい」って言ってる客先に6000万で出して「このAだけではなく、Bのスペックがついていると使いやすいし安心ですよ」とか言われても自分からしたら「5000万で作ってくれ、そんな機能欲しいなんて言ってないだろ」と言いたくなるし、話聞いていなかったんかと思ってしまいます。
実際にそんな機能求めていない、だったら安い方がマシ、と不満気にお話しされたことがあります。
「付加価値の押し付け」をされても困るかと思います。

普通にシンプルスペックで安く作る。
なんで日本企業っでこれができないんですかね。
良いものを安く作る。売値から利益を生み出す。
製造してる場所が同じ中国なのになんで日本は安く作れないんだ、頭悪いんかと中国人の同僚が言ってました。

この知恵を常に探求し続けることが大事で、それをしない限り、一生中韓の価格競争にやられ続けるだけだと思います。この考え方は間違えなのでしょうか？

いろんな方からご意見いただけると幸いです。

Answer 1

結論から先に言ってしまえば、ケースバイケースな気がしますけども

質問者さんのいうケースももちろんたくさんあるでしょうが、例えば
「Bは価格は高いですけど、こういう使い方をすれば生産工程そのものを見直せますし、リードタイムも短くなって、歩留まりも上がります」
「それに熟練の技も要りませんから昨日入った新人でも扱えます。××のような新素材も加工できますから、今後しばらくは更新投資が抑えられますよ」
「何よりこの機種なら〇〇税制が使えて一括償却もできますし、うちが提携しているリース会社のリースも使えますから、イニシャルコストなしで、導入した翌月からキャッシュ・フローも改善されますよ」
と言われれば、その1000万円に付加価値あるような気もしますが、どんなもんでしょう。

あと、シンプルスペックばかりだと、技術革新ができず、いずれジリ貧にはなりませんかね？新機能を開発してこそ、その会社に技術が蓄積されていくのだと思いますが。

すみません、私、メーカーで働いたことないので、的外れだったらお許しください。