配賦という用語の意味を正しく理解して記憶していたなら「常識的」に判断出来る問題です。 「配賦」とは割り振り配分すること。 その配分する「物差しに使うもの」が配賦基準と呼ばれるものになります。 下記のように配賦基準に何が適切なのかを考えたら良いのです。 事務管理を負っている工場事務部費は切削部と組立部で働いている従業員の人数の比率で配分してやるのが一番適切ですし、 動力部費は切削部と組立部が消費している電力消費量の比率で配分してやるのが一番適切ですし、 修繕部費は切削部と組立部の修繕回数の比率で配分するのが一番適切なことがわかります。 まぁたとえば動力部費を電力消費量以外の従業員数の比率とかで配分しても出来ないことはないのでしょうが、何が一番適切な配賦基準の物差しになるかを考えてみれば、工業簿記の学習が初めてのあなたにもわかる気がしませんか?
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