電力会社使用の高圧開閉器について質問です。 近年の主流は気中開閉器であると思っているのですが、なぜ電力会社が工事をする…

Question

電力会社使用の高圧開閉器について質問です。

近年の主流は気中開閉器であると思っているのですが、なぜ電力会社が工事をするときは仮設開閉器としてガス開閉器を使用してるのかご教授いただければと思います。また、気中であるメリット・デメリット、ガスであるメリット・デメリット、油入であるメリット・デメリットも合わせてご教授いただけるとありがたいです。

Answer 1

仮設開閉器としての回答にはなりませんが一般的に気中開閉器は構造が簡単で安価であるという点がメリット、活線操作では消弧アークにより開閉回数、寿命が短くなるというのがデメリット。
ガス開閉器は消弧アーク防止のためにガス充填されているため開閉でのアークが引きにくい、油入と比べて重量が軽く持ち運びが容易というのがメリット。ガスが封入されているため保守が必要なのと気中開閉器より価格が高くなるというのがデメリット。
油入り開閉器の場合はガス同様にアークが引きにくいというのがメリット。他の開閉器と比べて重量が重く持ち運びが容易でないのがデメリット。

よって仮設工事等運用を重視し、安全に開閉操作ができるという点からガス開閉器を使っているのではないかと思われます。