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工業簿記の個別原価計算についてです。画像の問題で、No105は月初製品で、製造間接費は予定配賦されています。

工業簿記の個別原価計算についてです。画像の問題で、No105は月初製品で、製造間接費は予定配賦されています。答えでは月初製品の製造間接費が予定配賦のまま損益計算書に記載するのですが、そのまま売上総利益を求めてもいいんですか? 上手く言えないのですが、2月分の製造間接費は原価差異を求めた後売上原価に計上していますが、1月分の月初製品であるNo105は差異を求めて計上してないので売上総利益が正しく求める事が出来ているのか疑問に思いました。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    良い着眼点ですね。 仰る通り、No.105も予定配賦している以上は差異が出ているはず。 それが2月の売上原価に反映されなくて良いのか、ということですかね。 結論としてはOK。 差異というのは予定配賦とのズレで、そもそも予定配賦は、なるべく実態に近い値を割り出せるように計算方法や予算を設定していることが前提です。 そのため、原価差異は少額、軽微な物ということが前提となってきます。 原価差異が軽微な物である以上、その重要性は低いと考え、原価差異は発生した期(今回なら月)の原価に含めることが認められます。 No.105は1月着手1月完成ですから、1月の製造間接費配賦の際に原価差異が発生し、その原価差異は既に1月の売上原価に全て賦課されています。 そのため、2月で考慮する必要はありません。 確かに、それでは2月の利益と1月の利益がそれぞれに実際と差が出るじゃないか、とは思うかもしれませんが、だったら実際でやればいいんです。 予定でやる必要性がないですよね?最初から実際でやればそもそも原価差異などでないわけですから。 それでは予定配賦を行っている意味が無いですから、予定配賦を取る上で重要性の乏しいものは簡便的な処理が認められるというわけです。

    なるほど:1

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