現役国家公務員です。 過去に人事を担当した経験則でご回答します。 「係長級」の社会人枠採用試験と「係員級」の社会人枠採用試験で話は全然違ってきます。 どちらも通常は社会人での職歴などの経験年数を加算して計算します。 初任給の計算方法は人事院規則9-8第11条からになりますが、職歴などの経験年数加算は第15条及び第15条の2になります。 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=344RJNJ09008000 職歴による経験年数加算はその職歴の内容により、その年数に対して50%から100%の係数を掛け、その積の年数の4倍の号俸が加算されます。 (1年あたりの通常成績の昇給幅が4号俸のためです。) 「係長級」採用だと通常は3級1号俸からの加算になりますから、3級17号俸だとかなり低い(かなり辛く厳しい格付け)となっていますね。 どのような経緯で格付けされたのか、人事担当に確認しても良いかもしれません。 「係員級」採用だと、通常は1級5号俸(学歴基準が高卒の場合)か1級25号俸(学歴基準が大卒の場合)からの加算になり、通常は号俸のみの加算になりますから、3級17号俸だと今回は2級分昇格があったものとして見てもらっており、そこそこ条件の良い格付けになっていると思われます。 37歳であれば、これからの勤務成績(能力評価や業績評価)での結果次第でまだまだ先がありますよ。 頑張ってくださいね。 なお、他の回答者さんで「昇級試験」という言葉が出ていますが、これは地方公務員の制度にはよくありますが、国家公務員の場合で「昇級試験」なる制度を持っている省庁は極めて稀です。(私は知りません。) そもそも国家公務員は「昇級」という言葉は使わず、「昇任」(上位のポストに任用されること)か「昇格」(自分の級が上がること)という言葉を使います。 先程の人事院規則9-8を見てもらえればわかると思います。 (「昇給」は号俸が増えることですので、概ね合っています。) あと、ご参考に国家公務員の人事評価制度の概要が記載された公式サイトのURLを以下に貼付します。 https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/files/r0406_seido_zenpan.pdf
なるほど:1
一般職係長級社会人採用ではなく、一般職係員級社会人採用を受けていませんか? ならば、計算は合うのですが…。
大卒一般職、1級25号俸からのスタートとして、前歴加算15年✖️80%で12年として、年5号俸上がって、2回昇格して3級になるとすると、29号俸位になりそうな気はしますが、浪人や職務に無関係なアルバイトのみの無職期間がありますか? もしも2年くらい無職期間があるとそうなるかも知れませんね。
基準がわかりませんが、係長級に採用として3-1スタートと考えると職歴4年計算ですかね。経歴がほとんど加算されないものでしたかね。
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