鉄道会社は電車オタクを採用面接で弾くといいますが、どういった業種の企業もそんな感じなのでしょうか？

Question

鉄道会社は電車オタクを採用面接で弾くといいますが、どういった業種の企業もそんな感じなのでしょうか？ただ通常、その企業が扱っているものが好きということは面接でプラスに働きそうですが、過度なまでに（オタク的に）好きな場合は業務に私情を挟んだり、視野狭窄に陥ってしまったりするのでダメだということなのでしょうか。

Answer 1

企業によると思いますね。

自動車会社には自動車オタク、バイクメーカーにはバイクオタクも多いでしょう。オタクが自動車やバイク作るわけです。映画会社にも映画オタクがいるでしょう。

けど、鉄道会社って立場違いますよね。電車オタクが電車作るわけではありません。鉄道会社にとって鉄道は商品じゃなくてビジネスツールです。そのあたりに、電車オタクが落とされる理由があるでしょう。

電車オタクはビジネスの道具に熱中して、鉄道会社のビジネスを忘れがち。それで、鉄道会社のビジネスのうちの一部分しかやろうとしません。

鉄道会社のビジネスに使う道具は電車だけでなく、線路や架線や踏切、変電所や発電所もあります。電車オタクさんは、そういうところの仕事でも頑張って働けますか？ また、大概の鉄道会社は駅ビル開発やテナント誘致もやっていますが、電車オタクさんはそこでも頑張って働けますか？

電車がいいとか駄々こねるなら、「一部の仕事しかしようとしない扱いにくい人材」ということになって、弾かれるでしょう。少なくとも、電車オタクばかり採用していたら、鉄道会社が回らなくなるでしょう。