裁判のテクニックとして、訴状を相手方に送って、相手がビビって「頼むから裁判だけは止めてくれないか。条件をもっとそちら側に…

Question

裁判のテクニックとして、訴状を相手方に送って、相手がビビって「頼むから裁判だけは止めてくれないか。条件をもっとそちら側に合わせるので」と好条件を引き出して譲歩させ、その後訴状を撤回するということは通常的に良く行われている事ですか？
モラル的に宜しくないレベルですか？
法的に禁止されている行為ですか？

Answer 1

●そもそも訴状が送られたとして、それでビビって裁判の撤回を懇願する等はそうはないと思いますが。
あったとしても裁判は時間が掛かるし他の経費削減の意味でも、裁判外での話し合いによる解決を目指したりはあるでしょうが。
●それにそのような期待は、裁判テクニックとは言わないと思いますよ。単に訴えた側の期待感の大きな現れだと思いますし。
なので条件をもっとそちら側に合わせるとかの好条件を裁判外で提示するなら、裁判で十分に審理してもらって裁判所からの条件を示した方が妥当だったりすることも多くあるでしょう。
●ですから逆に裁判外で話し合いをする方が妥当性や的確性に欠けていたりしますから、訴えがなされたから裁判の取り下げを懇願して相手側の好条件に合わせる等は、普通でも多くはないと思いますよ。
それがテレビドラマなどでは裁判になってしまい大変なことになったとかの設定ではありそうですが、実社会ではそのような話しはあんまり聞かないですね。

Answer 2

特にテクニックという訳ではなく、示談(和解)という当事者同士だけで解決する方法は普通に行われています。
弁護士が介入する事もありますので法的な問題は全くありませんが、示談の条件が双方の納得できる形にならなければ結局裁判になってしまうケースもあります。