関関同立を卒業後、現在、高校で地歴の非常勤講師をしている24才です。奈良の教員採用を受けましたが一次で不合格でした。18…

Question

関関同立を卒業後、現在、高校で地歴の非常勤講師をしている24才です。奈良の教員採用を受けましたが一次で不合格でした。180人中130番。合格者は10名です。非常に厳しいので、もう諦めようか悩んでいます。非常勤講師からの転職って厳しいですか？今月の収入は4万円でした。毎月赤字で泣きたいです。

Answer 1

長い講師経験を経て、昨年度やっと合格した３０歳女です。

採用試験合格目指して頑張るのであれば・・・
まず、奈良県は全国的にみても採用数が極めて少ない地域です。１０人もとってるのは多いくらいですよ。今までの最大数じゃないでしょうか？私が受けた時は１人でしたよ。高校は一番難関ですから。奈良に固執しないことが大切かなと思います。近隣の大阪府、兵庫県であれば今年度大量採用です。それと中学の免許があれば中学校を受けるのもいいと思います。合格率でみれば東京都、川崎市はダントツです。大量採用です。全国いろいろ受けまわった私なりの結果です。地域にこだわりすぎないことです。

転職をするのであれば・・・
正直このご時世、厳しいと思います。企業が求めるのは実践力です。教員の仕事は全くといっていいほど役に立ちません。肉体労働でもなんでもやる！という勢いじゃないと厳しいのでは。友人で何人かいましたが、結局居酒屋とかファミレス、パチンコなど時間帯が不規則な仕事しか見つからず、体を壊して入院してしまいました。

結論として、このご時世ですのでもう１年採用試験受験の方向で頑張ってみられることをお勧めします。どちらにせよ無理しすぎないように頑張ってくださいね。

Answer 2

非常勤講師で食いつないでいる様ですが、その辛さ本当に大変だと思います。
私も月１万円程度にしか収入が無かったときがあります。
（学校の都合で休講の場合、無報酬。）
打開策としては、民間のアルバイトと兼務することを勧めます。（非常勤は可能）
ただ、口で言うのは簡単ですがこれも難しいんですよね。経験則。
なぜなら、持ち授業の空き時間（待機）の関係でバイト先との兼務が難しいことと
責任がある手前、どこでもどんな仕事でもと働けるものでもない。
昼は学校、夜はバイトに専念と言ってもその分自分の勉強時間が無くなったりします。
ときには体調も壊しストレスも溜まります。
世間綺麗ごとでは、「本人次第」とは言いますが、本当に辛いものです。
私は幸い、大学時代超体育会運動部の出身です。
少々おおげさですが、半分は刑務所生活のような生活を強いられたような
経験を持っていましたので耐えられました。（笑）
ただ、教員にしてもどんな仕事でも何か目指せる環境にあるのは、とても
幸福なことです。辛くても回りに感謝しましょう。

さて、前置きが長くなりましたが教育職からの転職
一般論をいえば、非常に厳しいです。
その理由をまとめました。
①スキルの不一致。
企業は利益を出してくれる人を求めている。
直接的には教員のスキルは役にたちにくい。
②社会的ｲﾒｰｼﾞ
医者・坊主・教師は高飛車で頭を下げられないなｲﾒｰｼﾞがある様。
偏見だと思いますけど、良くも悪くも教員はプライドは高いと思う。
ただ、教員はプライドが無ければ出来ない仕事でもあります。
流されてはいけないので。
その点、営業やサービス職は理不尽さも許容範囲というか
黒いものでも白と言わなければならないｹｰｽもあり大変ですね。
③ｺｽﾄ意識
経済原則のひとつにコスト意識があります。
つまり、費用対効果。
民間は給料は売上げに貢献して自分で稼ぎ出すものといった
概念。
給料日に給料が振り込まれて当たり前といった社会的価値観では
成果主義の企業では合わない傾向があります。
④指示体系
教員は民間ほど縦割りの組織ではありません。
権利関係の不一致もありますね。
以上、こういった要素で教員は敬遠されがちです。

ただ、あなたは年齢的にもお若いのですからぜんぜん大丈夫ですよ。
要は、あなたが「何がやりたいか？」ですよ。
どんな人生を歩んだら「幸福と感じるかですよ。」
スキル・経験重視・年齢といっても、採用するのは人。応募するも人ですので最終的には
人柄が重要になると思います。
講師経験で培ったコミニュニケーションスキルでＰＲする方法があります。
講師経験で培った○○という点をその企業で○○という風に活かしたいとか
前向きにＰＲしていけばいいと思いますよ。

高校講師経験を活かしたいのであれば、高校中退者を支援する通信制高校と
それに付随するｻﾎﾟｰﾄ校がいいでしょう。こちらの学校は比較的募集はあります。
公的な教育職にこだわるのであれば、他府県を受験する、私立学校に問い合わせる
実習助手や寄宿舎指導員の試験を受ける、他教科免許を取得するなど方法は
あります。
※いずれにしても、先立つのは金、他府県で試験を受けるにも免許を取るにもお金は
必要。成功が約束されている訳ではないので経済的リスクの覚悟は必要。

さらに、学校勤務経験として社会福祉（児童福祉）関係や塾・予備校教室長社員
専門学校教員や大学事務などは高校の講師経験を生かせる仕事かも知れません。
あとは、誰もやりたがらない仕事です。探せばあります。
いずれにしても気持ちの整理が必要です。

最後に、教員になりたかったら、アルバイトをしながらでも教員を目指す方がいいですよ。
くどいようですが、気持ちが整理できない状態だと、どの道でも苦しいかも知れません。
少なからず、面接で突っ込まれます。
これは経験則です。

Answer 3

お察しいたします。あなたのような不安定な身分で教育職として頑張っている人たちはたくさんいます。教科は違いますが私も過去５年間そんな経験をしました。行政の思惑がありますが、これほど分の悪いアルバイトもありません。
私は縁あってある学校法人（１条校ではなく８２条校）に就職することが出来ましたが、講師仲間が頑張って採用試験に合格したのを聞くとやはり羨ましかったですね。収入が全然違いますのでね。
まだ２４歳です頑張れと言いたいところですが、なんと言っても収入がそれならまともな社会生活は出来ません。常勤講師（定数内）を狙えば１年は安泰ですが・・・。
男女差別ではありませんが、女性なら非常勤で掛け持ちで結婚してからも続けることは出来ますが、男性はそういうわけには行きませんからね。転職も已むなしでしょう。
転職のための就職活動をしながら私学を狙うことも考えて下さい。収入だけなら空いた時間に他のアルバイトも出来ます。
あと２，３年のうちにははっきり決めたいですね。
まだまだ言いたいことはありますが、頑張ってとしか言えません。中学や特別支援学校もありますよ。頑張って下さい。
非常勤といえど授業だけでなく教員との交流も積極的にすると色んなヒントをくれる教師もいますよ。