挫折経験を通して企業が知りたいのは、経験そのものではなく、「失敗をどのように受け止め、そこからどのような糧を身に着けたか」という点です。 ですので、「こういう挫折をしました」だけではなく、「こういう挫折をしました。そこからこういうことを学び、今ではこのように成長しました」という形で話せるエピソードが最適かと思います。 要は、経験に基づく強みをアピールするための設問なんです。 例えば、受験や勉強、ダイエットに失敗した経験から、現実的な目標設定を大事にするようになったり、自己分析能力や計画性を身に着けることができるようになったのなら、それは強いエピソードと言えます。 また、講義やバイトなどの新しい環境でめげそうになった経験をバネに、自分に合ったメンタルコントロールやタスク管理の技術を磨き、適応力向上に繋げたのたら、それも立派なアピールポイントです。 逆に言えば、未だに苦手としている事柄にはあまり触れるべきではないかと思います。 まずは自分の強みから逆算し、「その強みを身に着けるに至った出来事」を話すのがおすすめです。
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