システムエンジニアって一つのミスで莫大なお金がとぶことがあると聞きますが、それはプログラムだったり、そのシステムの仕様な…

Question

システムエンジニアって一つのミスで莫大なお金がとぶことがあると聞きますが、それはプログラムだったり、そのシステムの仕様などの設計等の技術的なミスですか？それとも提出すべき書類にハンコを押し忘れた、書類を間違えた、とかのミスで莫大なお金が吹っ飛ぶのですか？

Answer 1

現役エンジニアです。

そもそも職種によって違います。例えば、オンラインゲームのシステムエンジニアの場合は多少ミスしてもそこまで問題になりません。それよりも納期優先であとからアップデートをかけ、修正していくのが一般的です。

システム仕様のミスか、書類ミスかということですが、これも場所によりけりです。下請けの場合、書類ミスで大手企業から契約を切られるとそれこそ会社が潰れかねない問題に発展します。

大手では、設計ミスが命取りとなります。例えば、1度出してしまえばもう取り返しがつかないもの、最近では車やモバイルバッテリーなどですね。

設計やプログラムをミスしたまま市場に出すと、大事故につながります。当然発覚したらリコールですが、莫大な損害が出ます。車のリコールは兆の単位では済まないでしょう。

私は機械系のエンジニアですが、やはりミスは許されません。幸い検査工程でミスが発覚した場合、”なぜ起きたのか””どう改善すればいいか”を上層部と会議します。それくらい、ミスは大事なんです。

Answer 2

空港の管制システム、電車の運行なんかにもコンピュータが関わっていますよね。誤動作して飛行機や電車が止まったら莫大な損害が出ます。一番多いのは、こういった「経済活動の停止による損害」でしょう。
設計書の記載が間違っている、プログラムが間違っているなどが原因ですが、問題なのは「気づかずに稼働を始めてしまった」ことです。設計書は書いた人以外にも複数人で内容を確認するレビューを行います。プログラムを作る段階でも、設計書に間違いがあったらおかしな動作をするので気づくはずです。プログラムを作ったら本人が動作確認するだけでなく、他の人がテストを行います。
このように間違いがないか何度も確認しながら進めているはずなのです。
大きな問題が発生するのは、無理なスケジュールを立てたか予算をけちったせいで、テスト工程が不十分だった可能性が高いです。

Answer 3

銀行とかで偶に発生するのが前者の技術的なミスです。
多重構造の下請け丸投げとか・・・チェックすらできていない

Answer 4

仕様漏れやテスト不足、プログラム不具合に起因するものがほとんどでしょう

損害は、それによって製造が止まったり、システムが稼働しなかったために販売機会のロスだったり様々です
大規模システムになるほど、すぐに直せなかったり解析に時間がかかるので、修正にかかる工数費用およびその間の損害が増えていきます

書類なんてものは承認フローとチェック体制だけの話で、それで不具合が無くなることはないですが、書類がないとトラブル時の説明責任で困ることになります