なぜJALは航空大学校卒の採用数が少ないのでしょうか？

Question

なぜJALは航空大学校卒の採用数が少ないのでしょうか？自社養成パイロットを採用したら、４千万円から５千万円の訓練費が必要と言われています。航大卒生なら航空大学校への負担は多くても1千2百万円です。コスト面で言えば、航空大学校からの採用を増やす方が有利なのに。

Answer 1

航空大学校の運営の20%程は航空会社が負担してます。
JALは多く採用しているANAなどと比べてあまり負担していないからでしょう。そうなると、自ずと採用人数は少なくなります。

Answer 2

航空専門学校をでています。

学生時代に聞いた話では、各民航は、自社なりの操縦への考え方を持っています。

航空専門学校は母体が民航なものが多いです。例えば東村山駅と所沢駅の間にある国際航空専門学校は、母体は国際興行系の航空輸送会社です。

こうした航空専門学校の操縦科を卒業した候補生を採用すると、操縦の基礎基本を教える時間は省略できますが、卒業した航空学校で教わった航空学校の操縦の癖が有るため、それを修正する教育に時間がかかるので、採用時から嫌い（採用しない）、自社養成パイロット候補生を採用する傾向が有るそうです。

航空大学校の指導方針、実際に指導する教官の出自が関連するのではないでしょうか。