解決済み
建築関係の質問です。長文失礼します。 私は水道工事の業者の一職人です。 今の現場の施主様が非常に細かい方でどんな些細な傷や汚れも許されず、もう住まれているのですが完工扱いになっていません。例を挙げると ①システムキッチンが組み終わって給排水、ガスなどの設備を接続して終わった後に引き戸の取手にキズ(大きさは長さ5ミリ、髪の毛くらいの細さ)があるということでキッチンの交換、こな感じのキズでキッチンを組み直すのを3回繰り返しています。 ②フローリング材を搬入してお客様が一枚一枚開けて検品しています。携帯のライトで照らしてキズがないか見ています。それで上記のような小さいキズがあればそれは破棄、新しいものを取り寄せろとのことです。 ③家具などと壁に隙間があることがダメでしかもコーキングなどで埋めるのは許されません。クリアランスがほぼ0で設置しろと言われます。当然壁や家具にキズが付けば交換です。 まだまだ他にも挙げるとキリがないのですがこういった感じで作業は腫れ物を触るような感覚でやっていて全然仕事になりません。 ですがお客様からすれば 「家を買うというのは一生に一回の大きい買い物なので妥協はできない。そもそも新しいものを買ったのにキズがあるというのはあり得ない。プロなのだから100点以外のものを納品されても受け取れない。」 というわけです。 確かにその通りだと思うし何も反論はできません。というよりぐうの音もでません。 しかし髪の毛一本ほどのキズでキッチンを組み直すのは業者も元請もあまりにも可哀想だなと思ってしまいます。 ハッキリいって職人も監督もみんなノイローゼ気味になっています。 こういった場合施主と業者で法的にラインがあるのでしょうか? やはり交換しろと言われたら当然100%の瑕疵でしなきゃならないのでしょうか?
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建築従事者です。 自分の過去の経験と重なり、読んでいて胸が痛くなりました。 正直度を超えてると思います。この手の施主の要求は永遠に続きます。終わりがないです。 交換も全て取り替える必要があるのか部分的な交換・補修で済むかは程度に寄ります。たとえばキッチンの把手に傷があるなら把手だけを変えればいい話で、それ以上は過剰です。 また引渡している以上は、初期キズなのか生活キズなのかも判別できませんし、どこかで書面で無償対応は終わる約束をしないと止まりません。 (私の時は無茶を言っている自覚があったのか確信犯なのか、弁護士をチラつかせたらすぐ書面にサインしてくれました。それっきり音沙汰無しで定期点検の連絡も無視されています) ただここまでのレベルになると、そう簡単には納得しないでしょう。 同じような要求が続いているなら弁護士などを通さないと解決は難しいです。 度重なる交換の費用が無限に積み重なっていくより下手したら弁護士費用の方が安く済みますよ。 法テラスに無料相談してはいかがでしょうか。 相談前には「どのような瑕疵」があって「どのような要求」があって「どのような対応をしたか」をなるべくまとめてから行くことをお勧めします。 いっそ割り切って縁を切るつもりで動かれるといいと思います。
なるほど:2
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