物流倉庫の仕事で役に立ちそうな専門用語があれば教えてください

Question

物流倉庫の仕事で役に立ちそうな専門用語があれば教えてください

Answer 1

⚫︎アソート
仕分けや分類作業のこと。
倉庫や物流センターでは、入荷した商品を所定の保管場所に棚付けしたり、保管場所から取り出した商品を出荷先別に仕分けることを指す。
⚫︎後入れ先出し
後から入庫したものから出庫すること。作業エリアは軽減できるが品質の劣化に影響が生じやすくなる。
⚫︎ 井桁積み
パレットに荷物を並行２列で各段交互に「＃」の形に積み重ねる積載方法のこと。交互列積みともいう。
⚫︎ 易損品
壊れやすい貨物のこと。
⚫︎ オリコン
折り畳みコンテナの略称のこと。
使用しないときは折り畳んでコンパクトにできる小型のコンテナをいう。
⚫︎ キッティング
業務に必要なコンピューター・ソフトウエア・モバイル端末・ネットワーク環境などを用意し、作業を始められるように準備すること。
情報システムの新規導入やオフィスの開設・移転などに際して、PC及びネットワーク機器（ルータ、SW-hub、ATM装置等）を預かり、現地展開（施工等）の前に開梱・初期設定・各ソフトインストール・アップデートなど、要望にあわせて検査、試験、設定作業を行い、現地へ発送する。現地作業の時間短縮化・品質向上に貢献する。
⚫︎ クイックレスポンス(QR)
アパレル業界で推進されてきた戦略のこと。
メーカーと小売業者が手を組み、製品の生産から販売までのリードタイムを短縮し、在庫回転率を高める手法である。
⚫︎ 固定ロケーション
倉庫内で商品別の置き場を決め、つねに同じ場所で保管すること。
配置を把握している作業者にとって ピッキングの効率がよい。しかし、商品別に棚を準備するため、空間にムダが多くなりがちである。
⚫︎ シュリンク包装
荷物を専用ビニールフィルムで覆い、加熱収縮させて荷物を強く固定保持する包装方法のこと。書籍包装などでよく利用される。
⚫︎ ショアリング
荷崩れ防止のため、木材や角材等を使用して、コンテナ内の貨物が動かないように、固定すること。
⚫︎ スタイロパック
発泡スチロールの緩衝材のこと。
形状がカール状のため、絡まりによりクッション効果がある。そのため、緩衝性が高く商品の荷動きを防ぎしっかり固定することできる。
⚫︎ ストレッチ包装
伸縮性のあるプラスチックフィルムをパレット上の物品の周囲に巻き、複数個の荷物を一つにまとめること。
パレット積みの荷崩れ防止となる。
◉ ソーター
物品を、品目別、発送方面別など、所定の場所に仕分けする機械のこと。
物品に貼り付けられたバーコードラベルなどを読み取ることで、自動的に仕分け作業を行う自動仕分けソーターというものもある。
⚫︎ 種まき方式
ピッキング効率化から考え出された方法のこと。「トータルピッキング」や「マルチピッキング」とも呼ばれる。
複数の出荷先商品・物品をまとめて（一括して）ピッキングしておき、荷さばき場に持って行ってから出荷先別に分ける方法。
少ない納品先に少ない品数を大量に出荷する場合に種まき方式が利用される。
違う方法として、「摘み取り方式」がある。
⚫︎ ピッキング
出荷指示に対して、その品物を倉庫（棚など）から選び出すこと。
⚫︎ マテハン
荷役、運搬作業等の物流業務を効率化するために用いられる作業機械のこと。マテリアルハンドリングの略称。
車やパレット、フォークリフト、コンベア等がある。
⚫︎ メザニン
中層棚のこと。倉庫内部におけるフロアを中二階形式にし、保管設備を２倍利用できるようにした。
仮設棚であり、棚は建物に固定していない独立構造で組立、解体が容易にできる。しかし、建築基準法に抵触することがあるため、現在は積極的には使用されていない。
⚫︎ ライナー
段ボールの表や裏、複両面・複々両面段ボールの内側の層に使用される板紙のこと。
強度によって、ＬＡ級、ＬＢ級、ＬＣ級に区分される。
JIS P 3902では１６０～２８０ｇ／m2の坪量と規定されている。
⚫︎ ラッシング
荷崩れ防止のため、ワイヤー、ロープ、ラッシングベルト等で、トラックやコンテナ内の貨物を固定すること。または、海上輸送においてコンテナを本船に固定すること。
…思い付くまま、書きましたが、その現場、現場で特別な用語があります。
例えば、持ち上げられない荷物を、片方持ち上げて、前に出して、反対側を同じように持ち上げて前に出す運び方を"歩かせる“などと呼びます。