国会議員は年収2000万以上あるのに、色々なことに金がかかって足りない、足りないと言いますが、個人差あるでしょうが、結局…

Question

国会議員は年収2000万以上あるのに、色々なことに金がかかって足りない、足りないと言いますが、個人差あるでしょうが、結局、年収どれくらいになるんですか？年収4、500万あって少ないと言うなら、贅沢だと思うのですが、どう思いますか？

Answer 1

あるだけ使うから足りる事はありません。

Answer 2

議員歳費は経費であって個人所得ではありません
いうなれば年収2000万円の個人商店みたいなもんです

歳費から秘書の給与、東京と地元の事務所の経費、各種資料などの事務費などを捻出します
議員個人の手取りはせいぜい300万円程度が実情です
しかも個人年金であり、数年後には失職する可能性が常にあります（選挙ですね）

日本の議員歳費は安すぎるのです
アメリカなどでは秘書給与、事務経費はすべて国負担です
で、給与は日本円で1000万以上なんてあたりまえです

なぜなら国会議員は私たちの権利の執行代理人であり、私たちの権利を託しているから、厚遇するのは当然という極めて真っ当な考えです

議員を薄給でこき使えって、完全にブラック企業理論でしょ
それに薄給にするとどうなるか
能力の高い人は議員にならず（割に合わないから）、実家が資産家であるとか、何らかの太いパイプのある人か、あるいは売名目的で議員になる人ばかりになりますよ

歳費と所得は別物です
混同してはいけません
国会議員にかける経費を安くするというのは、国民の権利を安くするってことなんですよ
我が国の統治者は国民一人一人であり、その権利の執行代理人が国会議員
内閣は国民に仕える下僕

この民主主義という基本的システムを理解していないと、「給与を減らせ」というのは嫉妬の発露でしかないのです
平成の30年間は他人の給与を減らせばかり叫んでいた
その結果が自身の給与が減ったではありませんか

他人の給与を減らす事に躍起になる社会は、必ず没落するんですよ

国会議員は自身の権利の執行代理人なのですから、それを安く使うというのは自分の権利を安売りすることになります
日本人が国民主権も民主主義も理解せず、国会議員を身分の高いエライ人だと崇め奉る
そのような意識の表れの一つが「国会議員の給与を減らせ」なんですよ

Answer 3

当選する事を至上命題とするから湯水のようにお金を使うのです

Answer 4

結局、地元の選挙区と東京に自分で政治家事務所を作ってスタッフを雇わないと政治はできないからですね。

いや、そりゃあ、どこかの野党政党みたいに、自分ところの新聞を公官庁に大量に押し紙して売って、その儲けで事務所スタッフを党委員会から派遣してもらう形を取るなら、十分足りると思うんですよ。でも、普通の政党は国会議員の収入から事務所経費出さないといけないので、とてもじゃないが足りない。だから、定期的に政治資金パーティー開いて、その収益を議員たちで分けて、事務所経費にしたりする。

そりゃあ「私は地域住民の声は一切聞きません！私は他の政治家や官僚としか話さないので、国民は絶対に話しかけてこないでください！」って宣言して国会議員やるなら、地元に事務所はいらないし、人を雇う必要もない。地元で有権者の相手しなくて良いから。

でも、それだと、自分を選出してくれた地元にはなんの見返りも与えない事になるので、次回の選挙では落選確実ですよ。なんの話も聞かない国会議員なんで不要だから。

地元の話を聞くなら、それなりの事務所を作らないといけないし、対応するスタッフも雇わないといけない。それにすごく金がかかるから、国会議員の給料だけではできないって言っているわけ。