プロフェッショナル職は、主に現業部門で勤務する、エッセンシャルワーカーが主体の群です。 運転士も、プロフェッショナル職採用の人が大半です。 総合職は、ざっくり言えばエリートで、現業部門も含め、転勤が多く、だいたいが出世街道を進む少数の人たちです。 総合職採用の人が、見習期間等も含めて2年程度は運転士を経験する場合もあります。 この職歴が、将来、現場の長たるポストに就いたり、運転職場を統括する立場に立ったりする時の役に立つからです。 しかし総合職は、若くして、現業部門であれば係長から助役などに登用され、あるいは間接部門(ひらたく言うところの「内勤」)で主査・主事から、担当課長などへの昇進がまっしぐらです。 このように出世して、「等級」(≒階級)が高くなるので、生涯の年収が大きくなるものです。 一方で、たとえば保線技術係員は、身分的には平社員であるけれど、職能が高いので、なべて等級はやや高めとなり、あるいは手当が付くので、ヒラの駅員や事務職などよりは給料が高めです。 運転士は、在来線も新幹線も等級は平等です。 あくまでプロフェッショナル職の中では等級が高めで、その上に手当も多いので、鉄道の現業職(主にプロフェッショナル職)の中では、最も給与が高い職種です。 JRの場合、運転士は、勤続年数や年齢が同じの、他のプロフェッショナル駅係員と比べたら、年収で100万ほど多く貰っています。 ただ、総合職入社の人は、若い内から、等級の高い中間管理職などになり、四十そこそこで駅長などの「指定職」となり、優秀であればゆくゆくは役員(取締役)にまで上りつめるのです。 ですが総合職は、管理職などに出世した時点で運転士の年収を軽く抜き去り、一千万円超の年収も望めますから、そこは別格です。 その代り、倍率は高く採用試験も難関になるわけです。
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総合職とプロ職は雲泥の差といってもいいほど差がありますね。 プロ職で管理職といったスーツを着る職場になったとしても、総合職は経営や企画、総務といった全く別の世界なので立場も給料も業務内容も違います。 あと、プロ職は一般的にプロフェッショナル職、いわゆる現場職のことです。 他の職もプランナーやらインストラクターなど色々な言い方がありますが、大抵現場職の事はプロ職といっていますね。 プロ職内での差でいえば、新幹線の運転士と在来線の保線では同じ会社の社員なのに価値が全く異なります。JR東海でいうなら前者は神、後者はバイトです笑
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