パイロットについて。 なぜ、高待遇されるのか。

Question

パイロットについて。
なぜ、高待遇されるのか。パイロットは航空業界の中でもすごく
待遇がいいのですがなぜでしょうか。
他にも責任ある職種がたくさんあるのに…

パイロットは年収もいいですし
ホテルの滞在費などもすべて会社が負担してくれますよね…

Answer 1

＞＞パイロットは年収もいいですし

ひょっとして、「パイロット ＝ 年収2千万～3千万」という固定観念、持ってません？
JALやANAといった、大手と言われるような会社ならともかく、JALやANAの子会社や、スカイマークといった新興の会社では、パイロットの給与は決して「高待遇」ではないらしいですよ。

＞＞ホテルの滞在費などもすべて会社が負担してくれますよね…

パイロットに限らず、出張か何かで宿泊を伴う場合、その費用を会社が出してくれるのは珍しくないのでは・・・？

まあ、そんなことはさておき、航空業界の中でパイロットの待遇が比較的いい理由は、私が思うに、
●飛行中に非常事態が起きても、その場で止まって考えることができない → より素早く、且つ冷静に、的確な判断を下せなければならない。
●飛行中の飛行機に万一何か起きた時に、最終的に判断・行動するのはパイロットであって、地上でサポートする人たちではない。すなわち、パイロットは安全運航の“最後の砦”。

以下抜粋。参考までに・・・。

“・・・お客さんと自分は一心同体なんです。お客さんの身に危険がある時というのは、実は自分の身にも危険がある時です。だからお客さんの安全を言う一方で、自分の安全も考えています。例えばお医者さんは患者さんの命を預かっていますが、正直、お医者さんというのは自分の患者さんが死んでしまっても自分の身には何も起きないです。けれど、パイロットの場合は、お客さんが何かもし事故で死んでしまう時というのは、自分も死ぬ時なわけです。・・・”

http://www.carinavi.org/ja/career/441/index.jsp

Answer 2

厳しい訓練を経て、高い専門性があり、常に心身の管理を続けなければならない仕事だからですよ。

Answer 3

パイロットのミス一つで自分の命だけでなく乗客の命も危険にさらされるから。管制官での仕事に比べて責任が重い。また高高度では放射線の照射量が地上よりも多く被爆している状態という特殊な事情もあります。

Answer 4

命を削っているからでしょう。航空業界で言えば、管制官の仕事の方が重責とは思いますが、彼らは命を懸けていない。身の安全は確保されている訳です。飛行機に何回も乗らないといけない仕事は、それだけ死に近い訳ですね。勤務も不規則ですし。
そういう意味では、逆にトラックやタクシーの運転手の賃金が不当に低いように思います。