解決済み
職歴の詐称について。 資格や卒業大学の詐称などは論外です。しかし現実的には職歴のほうの詐称はある程度は仕方無いと思ってます。(前1年ほどなら源泉徴収票などでわかるのですが)。個人情報保護や法律に詳しい人ほど、現実には面接に来た他人の過去を調べたりすることが危険なのは承知かとは思います。そして現実に働いていた使用期限中(もしくはその後も)何も「労働者としての資質に問題が無ければ」、そこで何かわかったところでしょうがないし、判例的にも何もしようが無いのは承知のつもりです。 現実問題としては労働者の側も、面接する側も職歴の詐称については「黙認の領域」といったところでしょうか?
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まぁ、企業の考え方次第ですよ。 個人情報保護法や職歴詐称に伴う懲戒処分と出来るかどうか・・・ についてはご質問者さんがご存じの通りなのですが (人事で採用業務を行っておりましたので、実際に詐称に関する 行為や発覚した際の対処法などの外部セミナーや顧問弁護士による レクチャーなどを受けたりします) 実際にその時になぅたら、対応はその企業の判断次第・・・としか 言えないですね。 まず、根本的に過去に詐称行為等で痛い目を見た企業、 若しくは最初から疑って用心したい企業は内定を出す前に 「職歴・雇用保険加入歴などを調べることがある」などの 承諾書を応募者から、面接時に一筆貰っておけばよいんです。 実際にセミナーなどに参加をした企業などで 意見交換を行いますが、この対応を取っている企業は いました。 何かやましい事があれば、それを一筆書かせた後に 音信不通になったり、選考辞退をしてくる人もそれなりに 居るそうで、予防策にはなっているとのことですね。 次に、職歴を詐称されたところで、ぶっちゃけ、 何をそんなに皆さん恐れているのか分かりませんが、 別段、どうこうの話でもないです。 いや、厳密に言えば、詐称する内容にもよるんですけどね。 例えば、極端話としてご質問者さんも書かれていらっしゃるような 「資格」の詐称は仕事内容によっては困ります。 それこそ、教員免許がないのに、あると嘘をついて 教壇に立っていた事件がありましたが、そのくらい困ります。 後は、直近の職歴を詐称されるのも困ります。 ぶっちゃけ、5年前とか10年前の職歴なんてものは どうでもよいのです。大抵の仕事はそのころと流れも 法律も運用も変わっていますから、寧ろ 「10年前、〇〇の仕事をしていたので、戦力に!」 …なんてことにはなりません。企業として必要なのは 遡ってせいぜい、3年~5年以内の職歴の事で、 それ以前の職歴を如何に誤魔化されてもぶっちゃけ、 どうでもよいです。 更には仮に直前の職歴を詐称された場合は 試用期間がありますからね。その間に見ていれば ある程度判断できます。 例えば、不動産業で採用して、「不動産営業経験が長い」 と詐称して入って来て、仕事で「礼金が~」「敷金が~」 と話をしても「礼金?なにそれ?」みたいなことを言っていたら そもそも仕事になりませんから、使用期間後に雇用契約を 解除すれば良い話です あくまで採用した側からすると、その人の過去より 現在、またその後の未来を見通しての採用ですから、 過去に多少の問題があってもその問題が企業に対して 業績を左右するような悪影響出なければ、今現在の 働きに問題が無く、将来的にも期待が出来る人で あれば問題ないんです。 良く知恵袋で実際の採用業務を行ったわけでも 詐称した人に遭遇して対処したこともない人が ネットで聞きかじった「懲戒解雇になる」とか 簡単にほざいていますが、ご質問者さんもご存じの通り、 一度、採用をしてしまうと、仮に詐称行為があったとしても 解雇と出来るような懲戒処分とするのは、かなり労力が 必要な事なんですよ。そう簡単に「詐称したね?はい、懲戒処分です。 来週から出社しなくてよいです」・・・なんて簡単なものでは ありません。 まぁ、まず採用後に気が付くことは滅多にないのですが、 仮に人事や総務が詐称に気が付いたとしても、実際に配属 されているのは人事や総務ではありません。 すでに現場で前任者の仕事を引き継いでいたり、営業 ならば、客先に挨拶をして、業務を引き継いでいる中で、 簡単に「オタクに配属された〇〇さん、詐称してますから、 懲戒処分にしましょう!」・・・なんておいそれと言えません。 まず言わないですが、仮に行ったら、ぶっ殺される尾は 人事の方ですからね。「はぁ!?何を今更言ってるんだ! そういう事も含めて調査して採用するのが人事の仕事だろうが!」 ・・って滅茶苦茶怒られますよ。普通は。 また、「既に引継ぎが終わってこれからなのに、そんなことを 言われても困る!」とか「客先への挨拶が済んだばかりで、 今更担当者を変えられない!」…などという感じになりますからね。 実際にセミナーでも「詐称が分かったのですが、もう今更と 言う感じで・・・」と意見している企業もいましたね。 自分も人事に居た時に「限りなく怪しい」という人は 若干名いましたね。でも、さりげなく配属先やOJTの先輩などに その人柄や勤務態度を尋ねると問題ないので、それ以上、 深堀はしないですね。 後は、ほんと過去2件だけですが、ひょんなことから 発覚したことがあります。 1件は職歴詐称ではなく、年齢詐称で、2歳も 誤魔化して入社してきていました。住民票 とかちゃんと見ておけば、直ぐにわかる内容だったのですが、 担当していた人事が事務的に手続きをしただけなので、 分かりませんでした。発覚したのは課内の飲み会の席で 年齢の話になったときに「お前、まだ30歳前だろ?」 みたいな話になったときに「いえ、31歳です」みたいな回答を 本人がしてしまい、課全員が30歳超えている人ばかりだったので 「年下くんが入ってきた」・・・と言う認識があったため、 「あれ!?」・・・と。そこでその課の課長が人事に問い合わせをしてきて 調べると年齢詐称していることが分かりました。 一応、社内でどうするか、検討はしましたが、 現状、本人の勤務態度に問題なく、仕事も真面目に取り組んで 居ることから、結論として「お咎めなし」・・・で本人に言うと 本人も気を使うから・・・ということで、一部の人間を抜かして 問題は抹消しました。 もう1件は完全な普通の詐称行為ですが、 入社後、8年間「派遣社員」として働いていたのですが、 それだと印象が悪いので「正社員」として嘘を言って 入社してきました。何で発覚をしたかというと、 その人が登録していた派遣会社をその会社でも使用しており、 その時の派遣会社の営業マンがその人の事を良く覚えていて 「さっき、廊下で〇〇さんをお見かけしたのですが、 御社で働いているのですねぇ。どこの派遣会社から派遣 されてきたのですか?」・・・と聞かれて「え?彼は正社員での 採用なんです。ご存じなのですか?」・・・と聞くと 「実は、うちで登録されていて、結構長い間働てもらったんですよ」 ・・・と言うことで、過去、正社員ではなく、派遣会社で 登録して派遣されていたことが分かりました。 その場合も既に10年以上前の話ですし、 派遣社員と身分は偽ってはいましたが、やっていた業務に 嘘はありませんでしたし、そもそも、派遣社員なのか 正社員なのかで会社の業績に影響するような内容でも ありませんでしたから、一応、上長に報告はしましたが、 「まぁ、今しっかり働いているからいいんじゃね?」という 最終判断になりましたね。 念のためですが、詐称行為を推奨しているわけでも 肯定しているわけでもありません。どんなことであろうと 詐称行為は褒められた行為ではありません。 ですが、実際問題として詐称が発覚しても、その内容に よってはなかなか解雇とさせるような罰則を与えるのが 難しいのも事実です。それを簡単に「バレたら首」と 安直に結び付けている輩が多いので笑っちゃいます。 そんなに簡単に解雇できるなら、人事は苦労しません。
なるほど:2
ありがとう:2
企業によりますね。 小さなところだと、ワンマンで動いているケースもあり、そうなると非常に面倒な形になるケースもあるようです。 後は、公務員だと被保険者回答票などで、社会保険の全加入歴を調べたりするため、それでバレると内定取消や懲戒処分になりますね。 一般的な民間であれば、使えない社員だった場合の減給などの言い訳にする程度で、然程大きな問題に発展しないケースの方が多いでしょう。 基本的に個人情報のため、勝手に調べると問題になりますが、本人に署名を貰えば調査自体は可能となります。 そのため、調査する企業だとバレてしまうケースはあるようです。
「現実問題としては労働者の側も、面接する側も職歴の詐称については「黙認の領域」といったところでしょうか?」 面接する側には、分かっていて暗黙の了解的に黙認しておき、 *「採用して問題が起きたときに懲戒や解雇への口実にとっておく」 …という場合もあることと思われます。 世の中のすべての職場が一律に同じ考えなのでなく、詐称は些細なレベルでも許すまじ!という場合から派手な場合を問題視する場合、また全く無頓着な場合までさまざまです。 “黙認”の場合もあるにしても、応募者側としてそのように決めてかかって後で大問題に至っても、誰も共感や同情はしてくれないんです。すべて自己責任…
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