回答終了
>ピッチグレードⅢ級程度の岩場のフォロワーとしての登攀 日本では岩場の難易度をRCCⅡ(第二次ロッククライミングクラブ)が1960年代に体系付けたグレードという尺度で表します。その中には、ルートの取付点から終了点までの総合的な困難性をアラビア数字で示すルートグレードと、確保用ロープの長さを元とする各区間内で最も困難な動作の困難性をローマ数字で表すピッチグレードがあります。ピッチグレードⅢ級について、RCCⅡは「ややむずかしい(ザイルの確保を要する)」とされています。また、RCCⅡが発行し当時のクライマーが例外なく購入した『日本の岩場《グレードとルート図集》』によると、『魔の山』として死亡者数でギネスブックに掲載された谷川岳一の倉沢の各ルートへ至るアプローチ方法の説明の中で「このスラブの直上は悪く、左手のブッシュに向かってフリクションをきかせて斜上に8mほどトラバース(Ⅲ+)する~状況によってはザイルの使用をためらってはならない」と記載されており、実際に多くの実力あるクライマーがⅢ級の岩場で命を落としてるって事です(時代的・立地的な悪条件もあるとは思いますが)。 困難な岩場に取り組む際、複数のメンバーでお互いにロープで安全確保し合って登りますが、先頭で登る人をリード(またはトップ)、リードが生命を託すパートナーとして後続する人をフォロワー(またはセカンド)と呼びます。リードは困難で転落したら命を落とす可能性もあり、その確保を担うフォロワーの責任は決して軽いとは言えません。 要するに、現在の質問者さんには「Ⅲ級程度の岩場のフォロワー」としての力量および経験・スキルはなく、希望される資格講習会の受講資格を有しないって事です。じゃどうするかって事になりますが、最もお勧めなのは地元の社会人山岳会などの組織に所属して先輩や古参会員から指導を受けるのが良いのですが、組織に所属するのが嫌なら日本アルパインガイド協会などの山岳ガイド団体に事情を話して岩登り技術の指導を依頼するくらいでしょうか。あるいは、希望する講習会の主催者に眉を顰められる事を承知で「Ⅲ級程度の岩場のフォロワー」としての経験・スキルを持たない事を白状し、特別に参加の許しを請うのもチャレンジしてみる価値はあると思います。 先の回答者お二方が、質問者さんが気を悪くされないよう気遣いされて優しく回答してらっしゃるので、私は敢えて質問者さんにとって不愉快な回答を投稿させて頂きます。
1人が参考になると回答しました
3級と言うのはザイル確保無しで登れる程度です。 ピッチグレードなら3点支持で登って行くちょっとした岩場の感じ。 人口壁で言えば全てのホールドを使用して登る感じで斜度はもっと緩い。 岩壁から草付きの緩い斜面を登って上の岩に取り付く、この草付き地帯は大体3級に分類されます。油断して確保無しで同時に登り出し、滑ったりザイルを引っ掛けたりして下まで全員が墜ちる危険な所でもある。 3点確保で登降する小屋~穂高、点線ルートも2級程度です。北鎌から槍の穂が3級。北尾根3峰は4級ー。 フォロワーとはリードする者を確保出来る者だと思います。 リード者を確保しながらザイルの送り出し、確保された事を確認して登り出し、ランニング(カラビナ)を回収しながら登る。 自然のフィールドでは声が届かない場合が良くあるので、リード者が詰まっているのかビレイを取って登って来るのを待っているのかを把握する事はとても重要です。またザイルが引っ掛かってザイルが張って無い場合は通るようにしてザイルアップと叫んで張って貰う必要があります。 直す部分まで行くのにユマール代わりになるプルージックは必ずマスターする事です。 全くの初心者では無くある程度やり取りを経験した初級者向けと言う事だと思います。クライミングで3級は1番簡単な入門向けです。
アルパインまたはクライミング歴がないと分かりづらい範囲ですが、実線、破線も含めてⅢ級がある登山道はありません。はっきりいってレベチです。 メジャーなところでは前穂北尾根がⅢ級相当です。 ゲレンデだと湯河原幕岩のシンデレラエリアのカボチャ馬車(デシマルグレード5.6でもう少し難しい)が近い感じです。 ソロでいきなり取り付くのは極めて危険ですし、ソロ「登山」しかしていない人が友人巻き込んでトライするのは迷惑の極みですので、経験者の指導に従ってください。 カボチャ馬車は湯河原幕岩でもっとも簡単なルートです。首都圏在住なら湯河原の岩場に行ってみて見学するのも良いと思いますよ。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る