解決済み
東北大学 経済学部 法学部で迷っています 自分はミクロ経済について知るのが大好で世界の経済について知る事が好きです。 しかしながら、経済学部に入ると就職先がメガバンク(金融)、証券、保険会社などです これらは自分が1番付きたくない職業です。 何故ならブラックで上司にペコペコしてノルマを達成しないとドヤされ、金融なのに訪問したりする。(ここに限った話ではないが特に) (自分は作り笑顔などが出来ない)からです。 他にはガイドや外交官がありました。 これなら世界の経済や文化について生かせる と思っているがやりたい!とまでは行かない。 なので法学部に入った方が公務員に強いと聞くし、就職面で得する事があるんじゃないか、と思いました。 そこで質問なのですが こういった人は 経済or法学 どっちに進むべきですか? また経済or法学に入って後悔や得した事あったら教えて欲しいです。 最後まで読んでくれてありがとうございます。
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経済学部出身で、経済・金融畑にいます。(プロフィールを見ると、なんとなく分かるかもしれません。) まず、ミクロ経済学はどちらかというと個人に焦点を当てた学問なので、世界経済そのものとはちょっと遠くなります。世界経済はマクロ経済学の範疇になります。 民間の金融機関に行った同期はあまりペコペコしている印象はないですが、官の方がペコペコしているのではないかと思います。なぜならば、絶対的な評価基準(営業成績など)がないためです。法案は衆参で原則的には多数を取らないと成立しませんし、民間に嫌な顔をされながらもヒアリングをしないといけないこともあります。嫌な顔をされるというのは、市役所の窓口で対応されている公務員のみならず、霞が関で法案を作っている人間も同じ目にあいます。 こと外交官について言えば、法律、経済のどちらも役に立たないと思います。強いて言えば、国際法とかを専攻すれば役に立つのかもしれませんが。なぜならば、外務省は(条約策定などは行うにせよ)複雑な国内法(特に民法)とは少し離れた立ち位置だからです。さらに、予算配分としても多くないため、経済に大きな影響を自ら及ぼすことも難しいです。厚労省などは年金等で経済活動に大きな影響を及ぼしますが。 「いやいや、CHIPSとか経済関連でしょう」と言われますが、経済関連の外交政策は外務省のみでは策定できません。必ず、(官邸と)経産省、財務省などが付いてきます。 外交官というのは、第一に戦争回避が目的の職業(こんなことを面と向かって言うと怒られますが。)ですから、円滑に政府間交渉が進むような潤滑油的な存在であって欲しいという感じです。 さて、質問ですが、 ①法学、経済学のどちらがいいか >あまりテキトーなことは言えないので決め打ちは出来ません。ただ、一度、公務員から離れて考えてみるといいかもしれません。例えば、経済であれば、『じゃあ、電力会社とかは就職先としてアリか』『研究者は?』『日銀(日銀は公務員ではありません。意外かもしれませんが。)は?』等々。法であれば『民間弁護士は?』『裁判官や検察は?』『法学者は?』『企業弁護士は?』なども考えてみてはいかがでしょうか。 ②経済学に入って後悔したこと >あまりないです…ただ、東北大の経済学部に限って言えば、(法学部もそうかもしれませんが、)主流の学閥ではありません。経済学部で言えば、やはり東大、慶應、一橋が三大になっています。法学部は東大以外分からないです。中央や慶應も強いとは聞きます。 いずれにしても、主流学閥ではないので、大学側の施設や教育陣がしっかりしている方を選んでもいいのかもしれませんね。 (ちなみに東北大の経済学部へ電話【後輩が院生として進学しようとしていた】して『○○のソフトウェアはありますか?』と聞いたときに、営業電話と間違えられたことを私はまだ根に持っています(笑)) 頑張ってください。
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