退職届は最長でどれくらい前から出せますか？ 社内規定には「退職の一ヶ月前まで」と最短規定しかありません。

Question

退職届は最長でどれくらい前から出せますか？

社内規定には「退職の一ヶ月前まで」と最短規定しかありません。人手不足が深刻な地方中小企業勤務の52歳です。一人一人にかかる負荷が増え続けており、きりの良い55歳で早期退職予定です。

会社に対して特に恨みもないので、できるだけ今後の雇用計画の支障にならないよう、1年か2年前には退職届を出したいと考えています。

数年後に退職予定日を設定した退職届って、可能でしょうか？

Answer 1

そういう場合は普通、1～2年前から上司などに予め話を通しておけばいいです。
退職届なんて辞意を伝える証拠にするために出すもので、別に辞意を伝えるのは口頭で構わないのでこだわる必要はないです。

ただ、個人が勝手に出す退職届とは別に、会社の事務処理の関係で出してもらう規定の退職届があるかもしれないので、その場合は会社にいつから提出すれば良いかを訊いてください。

どれにせよ、まずは上司とか人事へ相談ですよ。

Answer 2

退職届ではなく、まず上司に相談ではないでしょうか？
質問者様の場合は、普通の自己都合退職、というより、早期定年退職になるのではないでしょうか？

質問者様の肩書にもよりますが、後任を誰にするか？重要ポストであれば、それなりに選別もしないといけないでしょう。

また、質問者様が正社員で退職金の有無にもよりますが、その準備みたいなのも必要かと思います。

自己都合退職よりも早期定年退職の方がまだ今後の仕事にも見栄え？はいいと思いますよ。

55歳で自己都合退職、と面接で言われたら「50代で自己都合退職？何かヤバいことをして辞めさせられたのでは？」みたいに疑われると思います。

「早めに定年退職を願い、後輩たちに任せることにしました」的な理由を述べられたら、面接での受け止め方は違いますよ。

53歳過ぎて、年度終えた辺りに「早期定年退職を希望する」みたいな話を上司にしてみてはどうてすか？

Answer 3

確かに最短期限だけが社内規定に示されるのが通例で、“最長”は明文化されないのが通例です。

が、よく考えれば社内規定化しても社員各々にメリットはなく、むしろ、

＊肝心の時期に忘れ去られている可能性
＊「やる気をなくした表れ」とみなしての、即時の退職勧奨や悪条件での配置転換に至ってしまう怖れ
＊職場内外の対人関係が一気豹変に至ってしまう怖れ

…などのリスクがあるんですね。

したがって正式な「退職届(願)」の形でなく、直属上司一人だけに対しての「意向のほのめかし」がいっぱいいっぱいというところです。真意を伝えるにしても。

※近年では、かなり早い時期から芸能人が引退やグループとしての解散を宣言する動きが見られますが、ああいった公言には契約終了時期が関係してまして、終了までは契約内容どおりを遂行しないといけないことと、事務所側はスケジュール策定の制約があるから、それで早くからの宣言となります。

他方、会社勤めで契約社員の身の上ではない場合、契約終了時期は【随時】なので、あえてリスクやデメリットのある早期通告でもないわけです。いかがでしょうか…