農業系技術職の地方公務員です。 採用区分次第と思います。大卒程度なら頭ごなしに否定するほどではないのでは?と正直思いました。 大学院卒(博士)の採用区分は、本当の意味で専門家を求めており、その分初任給も優遇されていて、毎年募集があるわけではありません。そのため、分野違いはかなり難しいです。 農業系の国家公務員だと基礎研究分野に配属できる人材だったり、県職だと即戦力を期待しています。 大卒程度の採用区分を受けることも可能、というより、ここの枠が本命と思います。農学部の院卒(修士)もここで受けますし、院卒採用枠がない年なら博士でもこちらです。 教養試験は問題ないでしょうし、専門分野の試験も、勉強すればいいだけなので、どうにかはなります。なぜ、専門分野が違うのに農学職を選ぶのかは、ESやその後の面接で確実に聞かれます。十分な準備が必要です。 国でも県職でも、業務上で専門分野の知識が必須かというと、実態としてはそうでもないです。得意分野があるにこしたことはありませんが、大学でバイオやっていた人も、養蚕の人も、農業経済の人も、アジアの天水田でフィールドワークしてた人も等しく同じ採用枠ですが、その経験が活かせる業務にピンポイントでつけるわけではないので、ある意味スタートラインは変わりません。 それに、農業系技術職は、農家さんと接する機会が多く、面接で人柄をすごく見ています。農業への理解度、解像度が高ければ、チャンスはあるのでは?と思います。 昔は農業化学という採用区分もあったくらいですし、今も農学部には分子生命分野の研究室もあります。質問主様の専攻がどれくらい「専門外」かはわかりませんが、官公庁訪問や合同説明会の公務員ブース(近隣県や国も来る)、インターンシップもありますので、そこで感触を探ってみるのもいいと思います。 ただし、農業普及員の国家資格試験における受験資格に現場実務経験があって、農学部や農林高校も経験年数に参入されます。質問主様の学部が参入外の場合、受験資格を満たすのに時間がかかる可能性が高いです。 また、技術職といいつつ行政事務もありますので、そのあたりイメージと仕事の実態の乖離がないか、十分に確認してください。(自分はもはや、技術の現場より事務のほうが経験年数長いです。) 長文失礼しました。
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