2000年代に一般の人がIT業界と聞くと、ホリエモン、ライブドア、六本木ヒルズが連想されていたと思います。今なら、GAFAですかね。 一言でIT業界といってもアプリケーションは様々なので、一概には言えないと思います。働く企業が得意とするアプリケーションによって、メカとエレキがどのような比重になるかは違ってくるはずです。 メカ系では、簡易的には3Dプリンタも使うでしょうが、資本のある企業ではNCフライス盤等の工作機械でエンジニアリング・サンプルを作るでしょう。 元々精密機械だったスチルカメラは、イメージセンサと信号処理の比重が大きいIT業界になっていますね。可動部や意匠も大事なので、機構系エンジニアも重要なはずです。ビデオカメラでも光学系に可動部はあるので、同様だと思います。 スマホのようなものはほぼ可動部がありませんが、実装技術でメカニカルエンジニアは、やはり重要だと思います。サーマル(熱)設計や、耐衝撃性設計に特化したエンジニアもいるはずです。 私はずっとハードウェアエンジニアをしてきましたが、通信系(最近はICTと呼ばれますね)からのスタートだったので、電子系エンジニアです。電子系ハードウェアといっても、装置のアーキテクト(方式設計)からロジック設計、回路設計、ベリフィケーション(検証)、評価(EMI、環境試験、安全性、etc.)、製造技術(量産対応)、品質管理、市場メンテナンス等、様々です。動作検証やソフトウェアエンジニア向けのサンプルドライバ供給のために、C(や場合によってはアセンブリ)言語でソフトウェアも書きます。数社の企業に所属していましたが、機構設計と基板設計(アートワーク)は、それ専門の人や協力会社が充たっていました。 近年のロジック設計は、ディスクリート(バラのICやCR)部品は僅かで、ほとんどがFPGAやASICです。FPGAやASICは言語で開発するので、傍から見るとソフトウェアを書いていると誤解されがちですが、純然たるハードウェアです。 FPGAやASICの中にはプロセッサコアが入る場合が多いので、ソフトウェアとの協調設計になります。機能をハードウェアで実装するのか、ソフトウェアで実装するのかの、トレードオフ設計も重要になってきます。今のAI(やその延長)でできるような仕事ではないので、エレキやメカだけでなく、そういったことができる人も重要です。また、最適化する手法をEDAツールとして開発できれば、それ自体が大きな商売になるのではないかとも思います。
その辺は好き勝手に呼称されるから一概には言えないけど 機械や電機のものづくりとは完全別枠で 制御とかを意味している場合が多い感はある まあ、全部やるんだよって所もあるんでなんとも
電気系も機械系も、ITの世界ではない・・・
< 質問に関する求人 >
エンジニア(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る