公務員試験の特別区を目指している者です。最近、論文対策を始めようと思い、書店で本を買いました。その本に沿って進めているの…

Question

公務員試験の特別区を目指している者です。最近、論文対策を始めようと思い、書店で本を買いました。その本に沿って進めているのですが、公務員試験全体に対応した内容となっています。そこで、実際に論文を書く際、課題や背景などは特別区に絡めて書くべきですか?それとも日本全体とも捉えられるように書いても良いのでしょうか？

Answer 1

地方公務員なのでその地方に絡めた内容で書く必要があります。
論文対策も択一試験と同様に過去問対策が重要になります。ネットで検索すれば特別区の論文の過去テーマ（具体的な出題文）が分かりますので、何か聞かれていて、何を書かなければならないのか分析してみてください。
論文試験で落ちる要因の一つとして、聞かれている事に対して、きちんと回答が出来ていないというものがあります。

例えば、令和4年度の特別区出題テーマは以下のとおりです。
「特別区では、地方分権の進展や、児童相談所の設置に加え、新型コロナウイルス感染症対策により、前例のない課題やニーズが生まれ、区民が期待する役割も、かつてないほど複雑で高度なものとなっています。特別区がこれらの課題の解決に向けた取組を進めていくには、区民に最も身近な基礎自治体として、自立性の高い効率的な事務運営が重要です。このような状況を踏まえ、区民の生命や生活を守るための、限られた行政資源による区政運営について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。」

上記のような出題であれば少なくとも、
・基礎自治体としての視点
・区役所としての視点
・職員としての視点
・区政への取り組み
・前例の無い課題への取り組み
などの要素は盛り込んでいく必要があると思います。特別区は過去の出題文が調べれば容易に分かりますから、傾向としてどのような事を書けるようにすれば良いか分析した上で、購入された参考書で文章の型を身につけれると良いと思います。