解決済み
今の法科大学院は行かない方がいいですか? 現役裁判官が日本のロースクールを 批判しています。 7月11日(土)の読売の記事によると、・・・・・・ 札幌高裁民事第2部の末永進総括判事が 母校の函館ラ・サール高校(北海道函館市)の 同窓会ホームページに 「弁護士の質の低下の傾向がはっきり窺われる。 法廷がロースクール化している」と主張。 投稿は5月25日付で、 「民事裁判はなぜ時間がかかるのか」という題名。 弁護士の中には「訴訟物という法律用語を知らない人もいる」 と弁護士側の調査の不十分さや認識不足を指摘し、 裁判の遅延の理由に挙げている。 そして「我が国の裁判制度は退化している」、 「弁護士の増加が質の低下につながる」、 弁護士の力量不足を裁判官が補うために 「法廷がロースクールと化する」 ・・・・と指摘しています。 これはどう解釈しますか? 今法科大学院に行ってる人は もう中退するべきですか?
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司法制度改革によって今の若手弁護士の質が非常に下がっているということです。 司法修習生といっても以前の学部生レベルくらいの法律知識しかありません。 弁護士になっても書記官に教えてもらいながらやっと仕事をしている人もたくさんいます。 法廷でも裁判官に手取り足取り状態でしょう。 裁判に時間がかかるのはほとんど弁護士の能力不足が原因です。 今法科大学院に行っている人は中退する必要はありませんが、もっと真剣に勉強すべきでしょう。 レックのレジュメをただ丸暗記しているようでは駄目です。 司法制度改革を今一度見直し、以前のような年間500~1000人位の合格者に戻すべきでしょう。
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sukasukaさんのソースはこちらですよね。 http://www.h-lasalle.com/alumnus/alumnus.php#1 ロースクールも含め、法曹養成制度の批判は 同窓会Webページのコメントからは受け取れますが、 引用されているコメントは、 訴訟遅延原因は、 裁判官に原因が全部あるわけでなく、 不勉強な弁護士にもあるんだと不勉強な弁護士を批判しているようにとれます。 訴訟物を知らない弁護士というのは、 旧司法試験時代に民事訴訟法と刑事訴訟法の どちらか1科目だけ受ければよかった時代があったと 司法試験予備校講師の伊藤真先生の本に記載がありました。 (最近の一般向けに書かれた本だったと思います。) 実際には、民事訴訟法を勉強しないで 司法試験を合格された弁護士の方もいるため、 判事の方がロースクール設立以前の出来事を挙げている可能性はありますよね。 法科大学院在学中の方は、 すぐにコンバートできる見通しがないのなら、 中退は、やめたほうがいいとは思いますよ。 一応、法務博士の資格もらえますから。 法務博士と追記しました。
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