解決済み
43歳、独身の女です。現在、経理で働いていますが年収350万かつ仕事面で不満があり転職を考えております。人の役に立つ仕事をしたい、かつ、バイトや前職では接客が好きだったので人と直に接する仕事をしたい、と【視能訓練士】を目指そうと思うのですが、43歳だと資格を取ったとしても年齢的に採用は難しいのでしょうか。 また、大学は卒業しておりますが商学部です。 資格の取り方についても調べておりますが、教えていただくと助かります。 よろしくお願いいたします。
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専門学校の視能訓練士科一年制への入学を考えているということで宜しいでしょうか? 受験資格で足りない単位があれば、通信制の大学(放送大学など)で単位を取得すれば良いので比較的簡単です。 但し、眼科に全く携わった経験がなければ、就職先はかなり限られてきます。 就職先が決まっても、実務経験なしの新卒と同じ年収になるので現在の年収を軽く下回り、更に年下の先輩から指導を受けることとなります。 医療業界はまだまだ古い体質です。 先輩より早く出勤して機械の立ち上げをするべき。 自分ができる検査のカルテは積極的にとるべき。 など、暗黙のブラックルールが残っている施設も多いです。 また、就職先が大学病院でもないか限り、教育システムが整っていないことも多く、積極的に新卒を指導する必要がないので、最悪【放置】ということもあり得ます。 それでも、年齢的には視能訓練士として眼科に就職できたらラッキーと考えるしかありません。 それくらい実務経験無しの40代の新卒は厳しい世界です。 眼科といっても専門が多岐に渡ります。 角膜 網膜硝子体 緑内障 ぶどう膜 神経眼科 小児斜視弱視 就職先の施設が何を専門にしているかにもよりますが、浅く広く、+α院長の専門は深く知識を持って検査に臨まなければなりません。 資格を取るのがゴールではなく、安全に正確な検査を行えるようにならなければなりません。 私は質問者様と同年代です。 新卒で勤めた施設は網膜硝子体が専門でした。 なので、新卒のときは造影検査をはじめとする眼底検査を主に学びました。 途中から全身麻酔も含めて小児の斜視手術をしている施設に出向しました。 そこでは「◯◯病院はこんな単純な検査すらしてなかったの!?」と主査に驚かれ、眼底検査などは全くとは言いませんが役に立たず、今度は斜弱や神経眼科系の検査や訓練を徹底的に叩き込まれました。 その後、元の施設に戻りましたが、そのときは教授が網膜硝子体からぶどう膜の専門の教授に代替わりしており、眼底検査の方法も若干変わっていました。 こんな感じで、ちょっとずつそのときに一緒に働いている眼科医の専門に合わせて検査に順応しています。 順応できたのは若かった、というのが大きいです。 角膜や屈折矯正(こだわりを持って白内障手術の度数計算をするなど)、コンタクトレンズ(特にハード)はほぼ経験がないので、はっきり言って今から新しいことを覚えられる自信はありません。 バイト先でオルソケラトロジーの検査を担当することがありますが、何回行っても「あれ?これで合ってたっけ?」と所どころ忘れて、メモを見返していますし、そのバイト先の常勤さんにこっそり確認してもらってます。 これは甘えです。 ただ、バイト先の視能訓練士さんと、お互い足りない部分を助け合っているからできることであり、新卒でその様な態度をとったら「仕事覚える気ある?」と見捨てられるのが関の山です。 もし、質問者様の部署で求人を出したとして、[45歳、今まで販売の仕事をしてきました。事務未経験ですが、総務や経理の仕事に興味があり日商簿記検定2級を取得したので、ある程度の知識はあります]という方が面接に来たら「経理舐めんな。日商簿記2級持ってようが、実務経験無しじゃ使いもんにならんわ。第二新卒位までならまだしも、45で職種転換はきついっしょ」って思いませんか? それくらい、国家資格を取得したとしても、実務経験がある人には敵わないです。 (実際、未資格者で検査を回している施設もあります) 医療業界ですら未経験であれば、就職後、かなり厳しい道になることは覚悟したほうが良いと思います。
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