溶接棒によっては、やり難いのがあると思います。 やり易いアーク溶接棒を教えて下さい。

Question

溶接棒によっては、やり難いのがあると思います。
やり易いアーク溶接棒を教えて下さい。

Answer 1

E4319イルミナイト系がやりやすいですかね！とくにB-14なんか使いやすいです1番の方もおっしゃってますライムチタニア系Z-44や高酸化チタン系B-33も使いやすいです
イルミナイト系B-10なんかはスラグ剥離が硬いとかありますけど、いろんな意味でバランスいいイルミナイト系がオススメです
アーク出しはタッピングよりブラッシング法でやるとやりやすいかもです。

Answer 2

何といってもアークスタート性「コンでパッ」とアークが出ると「使いやすい」と思うはずです。
上進・下進・上向きはそれほど気にしなくて主に下向き溶接でしたら、系統で言うとライムチタニア系、JISで言うとZ3211 E4303、例えば神戸製鋼の型式ならZERODE-44。
とにかく難しいのは低水素系、JISで言うとZ3211 E4316、例えば神戸製鋼の型式ならLB-26。

でも欠陥についてとか湯流れとか強度とかスラグの固まり速度とか、使う上での要求仕様は千差万別です「これを溶接することにはコレコレで無ければ」ということがあるはずですから、要求仕様が「使いやすい棒」だけでは決めにくいですね。
だからドレにもコレにも気を遣ったイルミナイト系を使うことが多いようです。