県立病院や、市立病院などで働く医師は、地方公務員のことが多いです。 独立行政法人化されていることも多く、この場合は見なし公務員です。 基本的に、こういう病院は、大学医局と人事提携を結んでいて、医局からの医師派遣で成り立っています。ですので、数年ごとに医師は入れ替わります。 このような医師派遣契約は、複数の大学医局からの派遣があったりすると、診療科同士がトラブルになったり、管理者次第でトラブルになることがあり、一斉引き上げとか起こることがあります。 最近では、大津市民病院でニュースになりましたね。 https://www.sankei.com/article/20220325-WW6YYNSJOZLCRBQS77KZ2GQC7Q/ ですので、年収は病院ごとに全然違います。多くの場合、田舎ほど高く、都会ほど安いです。田舎の40代医長クラスだと1500万+時間外手当などくらいありますし、都会だと1200万+時間外手当程度ですね。 地方公務員でも、週0.5日程度のアルバイトが認められることもあり、この場合、都会だと結構割の良いアルバイトがあることが多く、田舎と年収では変わらなくなることもあります。 幹部になると、部長手当や院長手当などが付く代わりに時間外手当の上限がつくことが多く、地位が上がっても給料は増えづらいですね。院長になれれば、数年の間は2000万程もらえることはあります。 地方公務員のメリットは、最後10年以上勤務できれば、退職金が結構もらえることでしょう。 ただ、地方公務員といえど人事権は大学医局にあることがほとんどであり、知事や市町村長と大学医局のやりとりで動かされるコマにしかすぎません。 医師になって、地方公務員として働きたいと思っても、自分でそのような職場を選べることは滅多にないのです。
< 質問に関する求人 >
地方公務員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る