教えて!しごとの先生
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漫画家のアシスタントさんになるのが夢なんですが、。 応募した後などの流れ。 電話が来てまずどうするのか などざっくり教…

漫画家のアシスタントさんになるのが夢なんですが、。 応募した後などの流れ。 電話が来てまずどうするのか などざっくり教えていただけると。嬉しいです。 あと… 先生によると思うんですが、。背景をここに書いておいての時。 この辺にビル書いといてとかなんでしょうか?… どんなビルとか高層ビルなのか2、3階建てのビルなのかとか。 木はなんの木を書けばいいのかとか… 種類とかは教えてくださいますか? 明確に指示を貰えないと動けない人間には難しいでしょうか? よろしくお願いいたします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(4件)

  • ベストアンサー

    どんなアシスタントになりたいかによって変わります。 人気漫画雑誌の漫画家は高齢層も多く、そうでなくとも基本的に旧態依然としているので、指示されるのがどうとか以前に、古い人間と合わない人にはかなり厳しいです。 ◆古いタイプの漫画家の場合 師匠と弟子または主力と応援と雑用。という構成です。漫画家は師匠で弟子を抱えている場合もあります。弟子や主力はチーフアシスタントと言われる指示役ないし会社でいう中間管理職です。 応援はいわゆる専業アシスタントやらスーパーアシスタントと言われる人々で、それ以外の大半のアシスタントは雑用です。 年齢が高めの漫画家は業界にとても多いです。漫画家は自分が辞めると言わない限り定年がないからです。そして一度人気になったら雑誌側も辞めさせてくれないからです。 まず漫画家の好みの味や、ルーチンを覚えさせることから始まります。朝はどのブランドの牛乳を買っていくとか、漫画家先生の好みの味は何か、料理は何を作ればいいか、どう腰を揉めばいいかなどです。ほぼ住み込みか?と思えるくらい忠誠誓ってるようなアシスタントは何名もいますし、料理を作らされることは何度もあります。そして喫煙者の場合、部屋の中はもくもくです。 このタイプは最近は減ってきていますが、それでも古いタイプ、年齢の漫画家は多いです。どちらかというと麻雀漫画雑誌とか、あまり漫画家の入れ替えがない、死ぬまで連載続いてるようなところには多いですね。 このタイプのアシスタントの生活は、落語家の弟子入りと似ています。ビジネスライクな付き合いはできませんが、逆によく面倒を見てくれて、後継者育成のつもりで面倒見てくれる人もいます。 なお有名雑誌だと通常は担当付いてから修行も含めて先生のアシスタントに入れてしまうところがありますが、紹介された先の先生がこのタイプなこともあります。少なくとも10年前は当たり前にいました。ちなみに漫画ではないですがスタジオジブリもここまでではないにせよビジネスライクな感じはなく住み込み弟子入りみたいな叱咤激励があります。 ◆デジタル描きの先生 主要雑誌はほとんどがアナログ原稿です。なのでアシスタントとして専業するならアナログ原稿が描けないとなりません。そしてアナログ原稿であるがゆえに”出勤”は義務です。顔を見て話せない奴は取らん。という人も多いです。 一方で最近はデジタルオンリーの作家も増えてきました。主要雑誌以外だとアナログ以外のほうが多い場合もあります。このような場合、クラウドワークス同然でモノを提供さえすればよい。作業はすべてデジタル。というパターンもあります。 最近の先生ほど指示は丁寧です。ただこれは人によるところが大きいので、合う合わないはやってみないと分からないところでしょう。 ◆大手漫画家 例えばゴルゴ13やコナンなどの漫画は、漫画家先生がほとんど執筆しておらず、物語の考案から制作までほぼ他の人がやっています。漫画家先生はいわば経営者ないし工場主で、漫画は工場で作られているような状態になります。 このような大御所すぎる漫画家の場合、大量のアシスタントを抱えています。下っ端のアシスタントの中には、漫画家先生と一言も交わさず1日を終えることもザラです。このような現場ではチーフアシスタントがさらに下の者に指示を出すというような多層組織になっていて、ふつうの会社と変わりません。漫画工場の平社員という感じですね。 やる作業もかなり分担化かつ平準化されていて、もはやそれも工場同然の気分になります。ポジションによっては技術向上は難しいですね。 =========== 【何をやらされるのか】 これは採用される理由や、あなたのレベルによって異なります。カフェのホールで採用されたのに商品企画立案をやらないように、アシスタントで採用されたとしてもやる作業は人や役割によって決まっています。 ◆チーフアシスタント 基本的に漫画家先生と他のアシスタントの間に立つ、あるいは漫画家先生とほぼ同等の作業を行ったりする主力のアシスタントです。基本的に漫画家先生と同程度の生産速度や技術が必要です。週刊誌だと中間管理職のような立ち位置となり、各アシスタントの管理もやっていることが多いです。いわば漫画家先生の相棒と言える存在です。 アシスタントが5人程度の漫画家先生だと、チーフアシスタントが作業に集中し、漫画家先生が全体統括を行っている場合もあります。 ◆スーパーアシスタント アシスタント専業で、どんな先生の絵柄も真似できてどんなものも描ける人が多いです。画力と速度の鬼で、正確性も高く、業界で名前が売れているアシスタントであることが多く、原稿の締め切りがピンチの時に活用されるピンチヒッターあるいは傭兵です。年収1000万円超えも結構いて、中には漫画家先生より給料が高い人も存在します。 ストーリーを考える等をせず、画力で食っていく人です。何でもできる必要があります。少なくとも新規採用でこれになることは絶対にないです。 ◆主力 主要作業以外の全般を熟します。ベタ塗りからホワイト、消しゴムかけなどの基本はもちろん、任せられる範囲で作画を行うこともあります。大手ではチーフ以外でも人物等の作画を行うこともあります。優秀であれば背景など属人化しない部分を任せます。 ◆弟子 担当が付いているが連載まで行っていないとか、新人賞取ったきり鳴かず飛ばず。というような漫画家の卵がいます。彼らは技術向上と生活費を得るためにアシスタントを行うパターンはとても多いです。漫画家は連載して単行本を出すまで基本的に野草を食う生活なので、カネがありません。修行と生活費稼ぎは同時であってようやく成り立つレベルです。 中には、単行本が出せていないあるいは出せてもすぐ打ち切りになった等の理由で食いつなぐためにやっている人も結構います。 彼らは一般的にはただのアシスタントですが、中には弟子のようにし、修行に付き合ってくれる先生もいます。 ◆下っ端 基本的なもののみ担当します。枠線、集中線、セリフ枠や飾り文字(ドン!というようなもの)など、属人化しない(誰でも同じ結果になる)ものを任せます。その他、トーン、ベタ塗り、ホワイト、消しゴムかけなども行います。場合によっては料理洗濯買い物炊事をやらせる漫画家もいます。そういうのは召使とアシスタントを混ぜて「メシスタント」とか言われてたりします。 属人化しないとはいえ、例えば飾り文字や枠線なども法則があり、アナログである以上、ツールのように自動化しないし一発勝負なので、技術はそれなりに無いとなりません。誰でもできるというわけではありません。 また、絵がうまいことと採用理由は別です。何なら採用する場合にタバコが気にならないか、という条件が付くことすらあります。絵がうまくても採用されない人はされません。丁寧さと速度が重要です。あとはコミュニケーション能力です。 =========== 指示はどんな程度か 原則として、漫画の鉄則を知り、知識や技量を知っていると判断して採用するので、それらを知らないことは論外です(育てると言う人以外) なので文字や動作、セリフ枠やら枠線などは教えなくてもできるはずです。できないなら漫画の基本を学ぶ必要があります。デジタルならデジタルの鉄則や技術知識があるはずです(レイヤーとかハイライトとか) アシスタント側は、基本的な知識はすべて得たうえで仕事に励まなければなりませんが、では木やら背景はどうなのか。 ◆ふつうの場合 見本をくれます。あるいはネットで調べて参考にすることもできます。あとは自分で調べろが多いです。ここに森をかけ、と言われて前のシーンでは針葉樹で次のシーンでジャングル。というわけにはいかないので、さすがにコミュニケーションが取れれば何を描くか分かります。 というより背景を任されるレベルの場合、全体を把握していないことはあり得ないです。営業任されて何を自分は売っているか理解していないようなもんですからね。事前に共有され、アシスタント側も分からなければ聞くのは当たり前でしょう。 なお大抵は写真から起こすのですが、著作権の関係から作家本人が取材してきた写真等を元にしたり、あるいは権利関係に問題がないものを素材にしたりします。 漫画ではないですがコンセプトアート等ではフォトバッシュなどを用いたとしても色々な要素を組み合わせて新たなる世界を作れ、とか現実世界にないものを描く必要がある、ということもあります。漫画家でも空想世界だとそういうことはあり得ます。とはいえ、新人がいきなり無からそれを任されることはないので安心しましょう。 ◆理不尽な場合 一昔前はたくさんいたタイプです。かつてはネットなんてものはないし、あったとしても「これは俺好みじゃないアングルだ」といって跳ねのけてしまうことも多い人もいます。 中には「今から〇〇山の●●ダムに行って取材してこい」とか「写真撮ってきてどうにかしろ。今日中だ」「俺の漫画読めばわかるだろ」という無茶苦茶な指示を飛ばす人もいます。今となっては絶滅危惧種ですが、少なからずいます。

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  • 応募状態にもよりますが、まずは環境を聞かれると思います。 デジアシならクリスタのバージョン(EXか、今だとバージョン1か2かなども聞かれる可能性)だとか、dropboxなどの使用方法はわかるかとか。 先生や先生の環境によりますが、私は多くの場合PCのスカイプのテキスト欄でやり取りしていました。 背景も参考資料データや過去の原稿の画像データを渡され「こんな感じでお願いします。」と言われます。 木は例えば花なども書くなら「桜で」とか時代感を出したいなら「松で」とか言われると思いますが、現代設定なら、そんなに指定することはないと思いますよ。 あと結構デジタルだとラフを書いてくれる先生が多い気がします。 ラフが3階建てビルならその通りに描きます。 そもそもですが、アシスタント初心者はトーン処理やベタ処理、小物処理などを任されます。背景を任されるのはチーム内でもベテランの方が多いです。チーム内の空気や望まれる背景などを把握していけば背景なども任されると思います。

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  • 今のアシスタントってほとんど在宅です。連絡手段は漫画家によって違いますが、電話よりもメールやLINEなどのメッセージでのやりとりが多いのではないでしょうか。 作画の指示方法も漫画家によって様々です。ちゃんと資料をくれる人もいますが、ざっくりとした指示しか出さない人もいます。

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  • アシスタントを3年やってました。 アシスタントは事前に審査があるので 受からなければ連絡は来ないし 受かっても応募した時に添えた ポートフォリオで 実力は把握されてるので 描けない絵の作業は回ってきません。 また、大抵の仕事場には チーフアシスタントがいるので その人が仕事を割り振ったり 描くべきものの説明を してくれます。

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