土はほぐすと1,3倍位になるそうです。地山を掘ってダンプに積むとその時点でかさが増え、目的地で締めると元に戻る!運んだ量とは計算が合わないそうです。すりきりにして積むことはあまりありません、盛り上げてます。おおざっぱですが。
3つほど要因を考えました。 ①0.7と呼ばれるバックホウのバケットはおそらく定格容量0.7m3(0.8かも?)のバケットのことでしょう。定格容量はJISの定義によるといわゆる山積み(平積みからさらに1:1の勾配で土が盛られた状態)のことです。この定義通り1:1の勾配に土が盛られていれば0.7m3ですが、さらに多くの土(1:1より急な勾配に土が盛られた状態)を一回にすくうことは可能です。つまり0.7m3以上を1回にすくっていればまずそれで土量が増えます。 ②10tダンプというのはもはや通例からそう呼ばれているに過ぎず現実の最大積載量がその通りとはならないケースが多いです。 ダンプは荷台の補強のために鉄板が貼られています。これが無いと石でも積もうものならたちまち変形、孔、亀裂が起きてしまいます。空車でもこの鉄板の重量がそもそも載っている状態なので、最大積載量は10tから鉄板の重量を引いた分になります。これがおおよそ7〜8t台かと。最近の新しいダンプでは6.8tくらいと7tを下回るものも見かけました。 仮に土の密度を1.7として、最大積載量が7tなら、体積は4.1m3です。8tとしても4.7m3です。 6m3(10.2t)は容積的に詰めても、重量でアウトなのです。 ③過積載防止の観点から。 積載量は積み込む重機オペの目分量です。メジャーなのはダンプの荷台平積みにする、というものです。 だいたい大型ダンプの荷台寸法(平積み容積)は延長5m余り×幅2m余り×高さ0.5m余り=5〜6前後m3かと思います。つまり前項の最大積載量と併せて考えると、平積みにするだけでほぼ最大積載量に達するか超えてしまうのです。なので過積載に気を使うと、積込みは平積みを超えない程度に抑えられます。よって、おおよそ平積みに収まる程度に土が盛られていればもうそれ以上は積まないでしょう。 以上3点のどれか、あるいは複数(特に②と③)が当てはまって、質問者様のおっしゃる状況になっていたのではないかと考えます。
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