不動産屋が分譲中古マンションの最上階をオススメしてこないのはなぜでしょうか？ 最上階もたくさん売りに出されているため最上…

Question

不動産屋が分譲中古マンションの最上階をオススメしてこないのはなぜでしょうか？
最上階もたくさん売りに出されているため最上階限定にしようとしたら、「最上階はあんまり、、」みたいに言われました。最上階だと上からの音がないし資産価値も高いのでは？

Answer 1

不動産屋が分譲中古マンションの最上階をオススメしない理由はいくつか考えられますが、以下のようなものが挙げられます。

1.騒音や振動が心配されるため
最上階に住むと、下階の住人からの騒音や振動が少なくなるというメリットがありますが、その反面、最上階に住むことで、屋上や風の強い日には屋根が鳴るなどの騒音が発生することがあります。また、最上階に住むと、雨音や風の音が大きくなることもあるため、静かな環境を好む人には不向きかもしれません。

2.暑さや寒さが厳しいため
最上階に住むと、夏場は屋根や壁に直接日差しが当たるため、室温が高くなる傾向があります。一方、冬場は屋根や壁からの冷気が入り込みやすくなるため、寒さを感じやすくなります。特に、断熱性が低い古い建物の場合、最上階は居住に向かない場合があります。

3.階段やエレベーターの不具合で不便になるため
最上階に住むと、エレベーターの不具合や停電時には階段を使わなければならないため、非常時には不便を強いられることがあります。また、エレベーターの場合、最上階までの時間が長くなることもあるため、通勤や買い物などでエレベーターを利用する人には不便かもしれません。

4.防災上のリスクが高いため
地震や台風などの自然災害の際、最上階にいると建物の揺れや風の影響を受けやすく、避難や救助が困難になる可能性があります。また、火災の場合、最上階に住むと避難が難しくなることもあります。

以上のような理由から、不動産屋が分譲中古マンションの最上階をオススメしない場合があるかもしれません。ただし、最上階に住むことに魅力を感じる人も多いため、個人的な好みやライフスタイルに合わせて、最上階を選ぶこともあります。また、最上階に住むことで、眺望やプライバシーの確保、騒音や振動の軽減などのメリットもあるため、十分に検討してから決定することが重要です。不動産屋に相談しながら、自分に合った物件を探すことをおすすめします。