外貨建有価証券の期中取引の為替差損益の計上について質問です。 円→ドル両替時のレート、外貨建有価証券購入時の取引レ…

Question

外貨建有価証券の期中取引の為替差損益の計上について質問です。

円→ドル両替時のレート、外貨建有価証券購入時の取引レートの差を購入時の仕訳で為替差損益を計上する仕訳はあっているでしょうか？その後は移動平均の形でドル残高と円換算額の平均為替ルートで管理しております。

有価証券売却時の為替差益は売却損益に含ませていいとネットで見ましたが合ってますでしょうか？
長々と失礼します。宜しくお願いします。

Answer 1

外貨建有価証券の期中取引において、為替差損益の計上については、次のようになります。
まず、外貨建有価証券を購入する際には、外貨建の価格を円建てに換算する必要があります。この際のレートによって、購入時の為替差が生じます。この為替差は、外貨建有価証券購入時の仕訳において、為替差損益として計上することができます。
外貨建有価証券を保有している期間中に為替相場が変動した場合には、外貨建有価証券の評価額も変動することになります。この際に生じた為替差は、為替差損益として計上することができます。ただし、これらの為替差は、実現されていないものであり、仮想的なものとして扱われます。
有価証券を売却する際には、売却価格を円建てに換算する必要があります。この際のレートによって、売却時の為替差が生じます。この売却時の為替差益は、売却損益に含まれることになります。
以上が、外貨建有価証券の期中取引における為替差損益の計上についての基本的な考え方となります。ただし、実際の処理には、詳細な取扱いがあるため、個別の会計基準や業種に応じた処理が必要となる場合があります。