解決済み
農協の事業である「販売事業」「購買事業」の違いを教えて下さい。 小学生でも判るように教えて下さい。 また、「共同購入」「共同販売」の意味も調べましたがイマイチ判りません。教えて下さい。
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農家の視点で考えてください。 ○販売 農作物を市場などで売る。 (農協が集荷し販売を代行する。買い取っているわけではない) ○購買 肥料や種・苗、農業機械、資材、燃料などを買う。 (農協は農家にモノを売るとは言わない。供給すると言う) 農協から見ると売る・買うが反対になるのですが、農協は農家の集まりであるという出自から、このような呼び方になっています。 ○共同購入 たとえば農家1人が肥料10袋買うというなら肥料メーカーは安くするメリットがありませんが、農家100人が同じ肥料を10袋ずつ1000袋買うというなら肥料メーカーにメリットが出てきます。 まとめて同じものを買うことで、安く調達しようとしています。 農家でなくても、生協はこれと同じ仕組みです。 ○共同販売 たとえばある農家1人がキュウリを10ケース分しか栽培できないとしたら、そのキュウリは量が少ないので高く買ってはもらえません。 お客様は同じ大きさのキュウリがいつでも大量に手に入ることを望んでいるからです。 (よっぽど付加価値があるとかブランド品とかならば別ですが) 農家が何件も集まって同じ品種・同じ大きさに規格をそろえて何千ケースも出荷できるならば、継続して手に入ることから高く売ることができるでしょう。 また、ある農家は10ケース分しか栽培できなくても別の農家は500ケース分も栽培できるということもあります。 それらをまとめて「JA●●」と書かれたダンボールで売れば、規格が同じであれば同じ商品として売れますから、大規模農家と同じ値段で買ってもらうことができます。 なお、大規模農家の場合は逆に共同販売を嫌う人もいます。 こだわりや手間暇をかけて大量生産ができる環境を整えたのに、零細農家と同じにされたのでは割に合わないという考えです。 そういう方は、あえて共同販売を使わずに食品メーカーや飲食チェーンと契約して独自出荷することもあります。
なるほど:1
販売は、農家から受け取った作物を市場で売る 購買は、農家に肥料や資材等を売る
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