自衛隊の研究職に、制服組(幹部自衛官)として関わりたいということでしょうか。 おっしゃるような手順を踏まえて、研究職に就かれる方もいらっしゃいますが、基本的に防大を卒業し、あるいは一般大卒で幹部候補生学校(幹侯)の試験を受けて幹部となった方は部隊運用等がメインとなります。 そのため、研究職に就くことができる可能性は低く、また研究に携われたとしてもその期間は数年程度で、再び部隊に戻られる方が殆どですから、研究職をメインに据えるのであれば、防大を経由することはあまりお勧めできません。 (ちなみに、研究職に就く幹部自衛官が防大の理工学研究科に必ず進むわけではなく、東京理科大等の一般大学の大学院に行かれる方もいますし、まずもって大学院に行かずとも研究開発に携わる方が多く存在します。) そのため、自衛官の立場に拘った上で研究をメインにしたいのであれば、一般企業経由で技術海上・航空幹部を目指すか、一般大に入って貸費学生で採用されるか、このどちらかの手順を踏んだ方が良いでしょう。 ただ、技術海上・航空幹部については、その時々の自衛隊のニーズによって募集される職種の内容が変化しますし、求められる経験や知識も非常に高度なものとなりますから、一般企業で希望する職種に就けない可能性等を踏まえると、この手順は狙って踏めるものではないように思われます。 一般大経由で貸費学生で採用される場合については、パンフレット等に記載の通り、主に技術系幹部になることを前提にした採用です。ただし、これは研究開発職のみを指すわけではなく、部隊運用等にあたることも当然あります(ただし、例えばNBC対応の一部部隊(主に化学科部隊)等で高度な化学的知識を必要とする等のケースもあり、部隊運用だからといって必ずしも専門的な素養が不要というわけでもありません)。 よって、特に自衛官という身分にこだわりがなく、あくまで防衛省(自衛隊)の研究職に就きたいというのであれば、一般大学を卒業後に、国家公務員の総合職技術系を受験した上で、防衛省の研究職採用(陸海空自衛隊、防衛装備庁、情報本部など、採用区分は細かく分かれています)を目指すのがベストな手順でしょう。
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防衛装備庁の研究職の採用情報を紹介します。 https://www.mod.go.jp/atla/saiyou/index.html
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