漫画家さんやその業界に詳しい方教えてください。 電子コミックでの連載のお話を頂きました。 原稿料や印税などおよその金…

Question

漫画家さんやその業界に詳しい方教えてください。
電子コミックでの連載のお話を頂きました。

原稿料や印税などおよその金額をご提示頂き、ざっくり計算すると原稿料だけで月30～60万ほどになりました。

私は漫画家さんといえば、売れてない方だと金銭面が厳しいイメージが強く…原稿料だけでこんなに貰えるの？と驚いています。

そこから何かしら引かれる、もしくは反響によって減給などあるのでしょうか？

相手にどこまで聞いていいものなのかもわからず、ひとまずこの場をお借りしました。

私はそもそも漫画家ではなく、ただSNSに漫画を投稿しているだけの者です。
こんなことは初めてなので自分は甘く考えていないか・騙されてないか・何に警戒すればいいのか、そんな考えで頭がいっぱいです。

まとまりのない文面で申し訳ありません。
どなたかご意見よろしくお願い致します。

Answer 1

売れてない方だと金銭面が厳しいイメージが……というより
デビューしたてで連載にたどり着く前の新人漫画家や、連載ではなく読み切りしか掲載してもらえない（ただ連載コンペなどのために原稿料なしでネームを描く）という状況の作家は確かに金銭面が厳しいです。

連載・電子書籍発行で原稿料＋印税の収入が得られるとなったら話が変わってきます。そのくらい連載というのは作家にとって状況を一変させる出来事になります。
原稿料は会社によりますが大体1枚8000円～15000円と言われていますから…
月刊連載（毎月30～40枚納品）で30万円。週刊連載（週16ページ、月に60枚前後納品）なら60万程度なのもまあ、常識の範囲内です。

でもこのご時世ですから、自分は甘く考えていないか・騙されてないか・何に警戒すればいいのかと警戒するのも勿論正しいことです。
話を持ってきたお相手の会社は信頼できる会社なのか調べましたか？
漫画配信をする会社、もしくは出版社として数年間活動していますか？
電子書籍の配信サイトや購入者としての利用規約、配信サイトの運営元ホームページなどに赴きその会社と親会社などもグーグルマップ等で本当に実在を確認しましたか？
運営元は日本の会社か他国の会社かでも変わってきます。電子書籍は韓国系とか中国系とか個人情報関係の法律が緩い国も結構進出していますからね。

一番警戒するべきなのは、例えばですが
①架空の会社で質問主さんの氏名住所生年月日や口座番号など個人情報などを抜き取られて終わる（なので上記を調べ会社の実在を確認。一番は会社にいって打ち合わせを提案すること。）

②ネームとして作品をさんざん書かされて質問主さんに対してはボツ、でも別の作家に書かせ盗作される。（これは最悪データ入稿日ややり取りを都度スクショすれば訴えられる）

②はアナログ原稿が少ない現代ではそうそうありませんので、①を一番に警戒するべきかなとは思います。なので十分警戒したうえで検討してほしいです。

Answer 2

元漫画家です。

業界の原稿料は
白黒ページ1万円
カラーページ2万円が
スタートですから
あなたの出したざっくり計算は
だいたい合ってます。

何か引かれるか、と言えば
アシスタント代ですね。
アシ代は全て原稿料から
捻出しなくてはならず
出版社が払っといてくれるような事はありません。

そしてアシ代は
日給1万が最低相場ですから
アシが絶対に必要な作画の人は
それだけ実入りが減り、
駆け出しの週刊連載漫画家ですと
コミックス印税が入るまで赤字運営とか
普通にあります。

私は月刊連載だったし
背景作画は3Dを使っていたため
アシが不要だったので
おかげで原稿料は全額自分のものでした。

Answer 3

＞原稿料だけで月30～60万ほどになりました。
それは一時所得ですよね。
＞売れてない方だと金銭面が厳しいイメージ
です。
来月もその収入が見込めますか？来年は？

給与の少ないお仕事であっても、
毎月15万の給与*12ヶ月+ボーナス2回 それを定年まで40年間。
退職金に厚生年金。

これを漫画家稼業だけで稼ごうと思うと大変です。

Answer 4

Webコミックはジャンルによって原稿料に幅があります。
印税率は会社によってかなり差があります。
ジャンルと会社名（レーベル名）を具体的に教えていただければよっぽどマイナーでない限りだいたい安いかそうでないか詐欺か否か判定できます。

引かれるのは所得税10％です。給料制ではないので減給というのはないです。
会社によっては配信にかかる費用を印税から引くという所もありますが、これはいい会社とは言えないです。
人気がないと連載は即打ち切りになるところが多いです。連載中でも容赦なく即未完で終了の所もあれば、なんとか最後まで書かせてくれるところもありますが、予定の連載回数を短くされることが多いです。打ち切りになったらもうそこからの継続依頼はないと思った方がいいです。
逆に人気があれば連載延長になります。