Fラン4年制大学卒で陸上自衛隊の一般候補生から入隊し定年まで満期で勤め上げた場合,最高の階級と最低の階級はどの位になるの…

Question

Fラン4年制大学卒で陸上自衛隊の一般候補生から入隊し定年まで満期で勤め上げた場合,最高の階級と最低の階級はどの位になるのでしょうか？また,知り合いで55歳定年退職除隊時の階級は曹長という階級は一般的に普通なのでしょうか？あと,こうした方の再就職先って恵まれているのですか？教えてください。

Answer 1

一般候補生と言っても幹部と曹の２つがあります。

一般幹部候補採用なら定年までに２佐になれます。
１佐以上になれるかは部内の試験次第、防大出ても
５０前後迄に１佐になれれば御の字と言えます。

一般曹なら曹のままでいるか部内幹部の道があり、
曹のままなら陸教等の成績次第で優秀なら４０前後で
曹長、並みなら定年時曹長って感じになるでしょう。
４０過ぎに１曹なら御の字、遅ければ４０で２曹

曹昇任が早いか遅いかは目途がつくので、成績が
微妙な人は部内幹部を目指すパターンも多いです。
３尉にさえなれれば１尉までは自動昇任なので、、、

また、Ｆランと言えども大卒ならＡＯＣに行ければ
３佐昇任の可能性があり、ごく一部の優秀な者は
ＦＯＣ合格を経て２佐になれます。

再就職先が恵まれているかどうかはどんな補職を
経験したかによります。曹長でも部隊等で先任や
人事を経験していれば事務系職があります。

何もなければ警備や運輸、建設関係がメインです。
幹部も特段何かしらの資格や経験がなければ
曹クラスと同じ感じです。

いい会社に再就職をしたい場合は人間関係が大事
優良な再就職先は枠がほぼ決まっているので先に
再就職をした者が退職しないと再就職ができません。

それまでの間の２－３年は駐車場の係をやりつつ
早退金を貰って、枠が空けば再就職するパターンも
あります。

Answer 2

曹候補生など陸士から入れば、最終階級は曹長です。

勤務成績が良ければ一部准尉になる人もいます。

部内幹部の試験を受けて3尉になれば、３佐くらいまで昇任する人はいます。

どこまで昇任するかはその人の能力次第

若いうちに試験に受かり、特別優秀なら２佐まで昇任する人もまれにいます。

将来は分かりませんが、現在の制度では定年時、若年退職給付金（１４００万程度）が退職金に上乗せされます。

定年時、就職斡旋が行われ、曹長で定年なら年収３００万程度の所を紹介されます。階級が上がればそれなりに年収の高いところを紹介してもらえますが、

年収が５５０万円を超えたあたりから若年給付金が減額され、７００万程度を越えると支給されません

Answer 3

まず 一般候補生は有りません。一般幹部候補生なら 3尉に任官し 多少の前後差は有っても ほぼ全員が３佐までは行くでしょう。最高出世なら将補もあります
なお 一般曹候補生なら 途中で幹部コースに合格しない限り 曹長そして最後に准尉です。まあ 定年時には准尉に昇進させてくれる場合もあります