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世の中には、そしてここ知恵袋には「工場労働=単純=底辺」といった論調が確立していますよね。 それってある意味合っていて、ある意味では完全に間違っています。 「工場労働=単純=底辺」は、社員はやらない単純で単調な仕事を、派遣さんやバイトさんに担ってもらっている事が多いから、そういったイメージが定着しているのだと思います。 社員は全く違いますよ。 私も若い頃は現場の工場に居ましたが、派遣さんがうらやましかったです。 派遣さんは、簡単で慣れた仕事をやっていればそれでOK。 何かあれば「あのー、スミマセン」と我々社員に伝えればそれで終わり。 我々社員はそのトラブルを、何が何でも、残業してでも、上司にアホと言われながらも、知恵と努力を総動員して何とかするのが仕事。 若い時でしたからまだ給与も安く、月収ベースでは派遣さんと変わりませんでしたから。 そういった意味でも簡単な作業オンリーで、トラブルがあっても「あのー、スミマセン」でOKな派遣さんがホントうらやましかったです。 また社員に必要なのは、トラブル処理だけではありません。 例えば先月の生産が1100個で、今月が1000個だったとしましょうか。 この100個減ったの理由は何なのか、徹底的に解析・分析し、その改善案を構築して実際の作業や装置に反映させる。 そしてその改善がどんな効果をもたらしているか、徹底的にモニタリングしデータを取っていく。 こういった事は一人で完結できる事は少なく、同僚や関係部署を巻き込み説得しながら行うので、コミュニケーションスキルも当然必要。 最後はその一連の流れを資料やパワーポイントに落とし込んで、上長や他工場、場合によっては来客、そして改善事例発表会などでプレゼンする。 プレゼンでは、ちんちんに、けちょんけちょんに叩かれる事も有ります。 そうやって改善への着眼点、スキル、他者を巻き込む人間力、資料として分かり易く落とし込む力、仕上げのプレゼンの能力などが磨かれていきます。ですから個人個人の能力の差、センスの差、無茶苦茶出ますよ。 まだまだ書けばキリが無いですが、工場=単純作業というのは、派遣さんやバイトさんに限った話であることが分かっていただけると思います。
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