「応募人数」は受験申込した人数のように感じられるので、「採用予定者数」と表現しますね… 「最終合格者数が、当初の採用予定者数から大幅にずれる」ことは、まあまあ発生します。 理由は色々と考えられます。 公務員試験では、その採用枠の中で行う試験種(例えば、教養試験・論作文・面接など)の各々に、最低基準を設けていて、それを一つでも超えない受験者は不合格にする傾向があります。 ただ、この場合は「採用予定者数より少なくなる」のですが、私の住む県内では、「凄く多くなるケース」が「凄く少なくなるケース」と同じ頻度で確認されます。 これは、採用予定者数は受験案内を作成する段階での予測に基づくものである点に、原因があると考えます。 実際に最終合格者を決める段階(受験案内の作成から約半年後)には、「その団体として本当に採用したい人数」とズレている可能性があるからです。 そして、「同じ頻度」であることに着目しますと、実は「約半年でのズレ」の方が「最低基準を超えない」よりも「採用予定者数と最終合格者数がズレる原因」としては「影響を及ぼしている可能性が高い」と考えます。 一方、最終合格者は「概ね採用される」と考えて良いと思います。 合格者と採用者を対比可能な形で公開している自治体のデータを見ると、合格後の不採用は滅多にない事なのが確認できます(ある政令市は、ある年に約800人が最終合格して、採用されなかったのは1人のみでした)。 また、感覚的にも「合格したが不採用」は、一部の団体や、その団体内の特定の職種で聞くことはありますが、基本的にあまり聞きません。 参考になれば幸いです。
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