保育士の質がもっと求められてくると思います。 慢性的な不足はやや解消傾向です。というのは、作りすぎの保育園や制度設計を間違えた認定こども園、そして時代の波に乗り遅れた幼稚園がこれから定員割れで閉じていきます。 地方自治体に1カ所といった園はこれからも続いていくでしょうが、いわゆる「選ばれる園」と「選ばれない園」の差が、そこで働く保育士にも問われてきます。 首都圏の保育士不足を補うため、地方から新卒者がどんどん上京してきましたが、十分な教育も受けず、質の低い保育で経験だけ重ねてきた方が大勢いて、ほとんど使いものになりません。 質の高い保育を維持している園はそこで働く保育士も5年、10年以上という方たちで固められていて、待遇も良いため新卒者の入る余地がないのが現状です。 新卒についても、そろそろ出身校で差別化は顕著になってくると思います。保育業界では、やはり偏差値というか保育士養成校の格差も見えてきています。それなりに勉強している学生と、バイトに明け暮れた学生とでは、保育士となってからも差は歴然です。 残念ながら偏差値45を下回る短大や専門学校卒の新卒者は、厳しい人たちが多いです。それだけぬるま湯の学生生活で、保育の基礎も十分に身につけてこなかった方は、現場でも学び方がへたくそです。 著名な教員がいる養成校や公立の短大出身者はやはり地頭のよさを感じます。新卒で採用しても吸収がよい方が多いと感じます。 結論ですが、保育士の不足はある程度解消されるものの、本当に現場で継続して保育士として働き続けられるような方でないと、厳しいのかなと思います
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