私の世代の理系学生は大手メーカーの研究職に就くのが勝ち組でしたが、日本企業の競争力低下に伴い彼らの待遇は悪化し、人によっ…

Question

私の世代の理系学生は大手メーカーの研究職に就くのが勝ち組でしたが、日本企業の競争力低下に伴い彼らの待遇は悪化し、人によっては失業したり中国や台湾、韓国の企業に部門買収されるなど散々な目に遭っています。しかし今の理系学生も負けパターンが確定しているメーカーの研究職・開発職に就きたがるのはなぜでしょうか？

Answer 1

勝組というか、、将来の利益を目指す、金食い虫の研究職は狭き門ですね。

トップ 100 グローバル・イノベーター
”本アワードは、「特許数」、「成功率」、「グローバル性」、「引用における特許の影響力」から成る4つの評価基準から構成されています。これらは、クラリベイト・アナリティクスの保有する特許データを基に分析されています”

2021年版の全企業を参照するには登録が必要になっているので、2020年版。数字は選ばれた企業数。

USA 39
Japan 32
France 5
Germany 4
Taiwan 4
China, Mainland 3
South Korea 3
Switzerland 3
Netherlands 2
Canada 1
Finland 1
Ireland 1
Russia 1
Sweden 1

2021版も企業数でアメリカ1位、日本2位。
2918、2019年は日本1位、アメリカ2位。

韓国って、、日本への技術依存国ですよ。
半導体にしたって、日本は韓国への輸出国。

世界で半導体不足が起こってますが、制御用半導体の話。
サムスン主力のDRAMは値下がりしてます。

2年続けて起こった旭化成マイクロシステムの半導体工場火災、ルネサスエレクトロニクスの半導体工場火災は、半導体不足に拍車をかけたと言われてます。

半導体はシリコンウエハーに回路を転写して作りますが、シリコンウエハーは日本の2社が世界市場の60%を押さえています。露光装置を開発しているのはキャノン、ニコン、ASLM（オランダ）の3社しかありません。

半導体製造工程に必要なエッチング剤、レジスト材、高純度なものは日本が世界市場の80%～90%のシェアを持っています。

光を画像に変換する半導体、イメージセンサはスマホ、車載カメラなどデジカメに必須ですがチャンピオンはソニーです。世界市場の半分くらい握ってます。高収益製品。

ファーウェイ「（自社の）スマホは日本製と言って良いくらい中身は日本製」。

サムスン「他社(Apple)が使っているものは使いたくなかったが、曲線加工で他に選択肢がなかった」。iPhone, Galaxy の製造にはファナックのロボットが使われています。

日本が作っている家電はプレミアム価格帯ですが、パナソニックが低価格帯でも頑張っていて世界4位。

リチウムイオン電池はパナソニックがNo.1。
EV用電池ではテスラが採用しています。

EV用電池の輸出はLGが多いと思いますが安いから。
GEが採用し、燃える車の出来上がり。大規模リコールで安物買いの銭失い。

日本は次世代全固形リチウムイオン電池の世界標準を取ろうと、研究開発でトップを走ってます。

全ての電機製品に必須のMLCC、EVだと１台に1万個程度必要。
パワートレインなど環境の悪い所には高品質なものが必要で、高品質MLCCでは日本がチャンピオンです。

日本が戦略物資の輸出審査厳格化を行って韓国を「普通の国」に格下げした時に韓国が逆上しましたが、その時韓国メディアが書いていたのは、「日本への技術依存度50%、先端技術になるほど依存度は高まる」「日本は100年素材王国」。

日本は製造装置、素材、部品でとても強いのです。

Answer 2

> 負けパターンが確定しているメーカー

ん？どこが負け組でどこが勝ち組？公務員が勝ち組？

メーカーにも寄るんじゃないの？大手だとトヨタとかは負けてるとは思えないし。日本の部品メーカーはけっこう頑張っていると思うけど。