元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まず、日本の企業においては、一般的な選考スケジュールというものは存在しません。3年生の夏期インターンシップから早期選考へと進み、年内に内々定を出す企業もあります。確かに、もっとも多くの企業が求人情報を出して動き出すのは3年生終盤の2~3月ころで、4~5月に内々定が出されます。なぜそこに集約されるかと言うと、その少し後でわずかにしか存在しない大企業が動くからです。 大企業が採用活動を終えた夏以降に再度中小企業が採用を活発化します。つまり、大企業を目指していたけれど夢破れた優秀人材を獲得しようとするわけです。そして、4年生の終盤になっても就活を継続していたり、場合によっては既卒就活する人もいます。 6月1日というのは政府主導の就活ルールにおいて「選考解禁日」とされていて、それと勘違いされているのではないでしょうか。就活ルールに従うのであれば内定を出せるのは10月1日であり、だからこそ多くの企業で内定式をやる日なわけです。9月末までの期間は、大学や厚労省に配慮して「内々定」と呼称しているに過ぎないのですが。 ちなみに、内定と内々定はほぼ同義です。内々定を取り消した場合でも企業がニュースでさらされたり炎上したりします。よって、内々定を獲得すれば、それはすでに内定しているということでもあります。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
日系企業(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る