営業の仕事をされてる方ってどうして営業の仕事を選ばれたのですか？ 営業の経験はなく、仕事内容も周りの人に聞いたこと…

Question

営業の仕事をされてる方ってどうして営業の仕事を選ばれたのですか？

営業の経験はなく、仕事内容も周りの人に聞いたこともないので
ネットやテレビなど見てのイメージでしかわからないのですが1日に何社も行ったり
毎月成績ランキングをつけられたり
自分で仕事を取ってこなきゃいけなかったり
その他いろいろとすごく大変そうに思うんですけど
他にも仕事はあるのにどうして営業の仕事選んだのでしょうか？

Answer 1

大手ハウスメーカーで住宅営業をやっていた時期があります。

質問者さんのイメージ通りの感じでした。
毎日何件も飛び込み営業をしたり、展示場来場者へのアフターフォローを何件もこなしたり、大変です。

事務所の壁には今年の成約数が棒グラフでデカデカと掲げてあり、社員みんながライバルで競争しあってました。

成約の少ない社員は本当に惨めな思いをするもんです。

なんであんな仕事をやったのか、、、
何となく大きな会社だし給料がいいかな～なんて浅はかな考えだったと思います。

個人相手の営業は概ねこんなイメージです。全てが新規客ですから、先の回答者さんのような固定客相手の仕事とはやり方が全く違います。

Answer 2

あなたの「営業」のイメージは、
かなり偏っています。
ネットやテレビの情報だけしか知らないせいですね。

１日に何社も行ったり、
毎月成績ランキングを付けられたり、
自分で仕事を取って来なきゃいけなかったり、
…というシーンは、
ドラマでよく描かれますが、
あれは「営業を知らない人が描いた営業のイメージ」
であって、
現実とは相当違います。

会社って、
モノやサービスを提供して、対価をもらい、
利益を上げることで、存続しています。
モノやサービスを提供して対価をもらう「相手」は、
一般消費者のこともあれば、企業のこともあります。
この「相手」と直接相対する仕事のことを、
営業というのです。

既に成り立っている会社であれば、
おおむね「相手」は固定されています。
「相手」にとって必要不可欠なモノやサービスを扱う会社なら、
「相手」はそうそう簡単には離れないのです。
ですから、
営業の仕事は、一般的に、
「既に成り立っている相手との関係を維持強化すること」
なのです。

自社のモノやサービスを購入してくれる相手のことを、
細やかに気に掛けて、
「うちの社のモノやサービスにご不満はありませんか？」
「何か要望や改善すべき点はありませんか？」
「ご要望に応えて、こういう点を改善しましたよ」
「こんなモノやサービスをお求めでしたよね？」
というコミュニケーションを維持して、
相手に役立つような、より良いモノやサービスを
提供しようと努力する最前線が、
営業という仕事なのです。

そうして、相手とコミュニケーションを重ねていると、
「○○社の○○さんを紹介してあげる」とか、
「○○社でもお宅の商品を欲しがっていたよ」とか、
情報が掴めるようになり、
営業先が自然に広がっていくのです。
ほんとうに、自然に広がるんですよ。

「人とコミュニケーションするのが好きな人」とか、
「人に役立つことに喜びを感じる人」って、
たくさんいますよね。
そういう人にとっては、営業は天職です。
社外のさまざまな人と出会うことができ、
視野が広がり、
人脈ができますから。
営業の人は、
「社内にずっといると息が詰まる」
「○○社の○○さんに会いに行くのが楽しい」
「営業をやったおかげでこんな世界を知った」
という人がたくさんいます。

だいたい、普通の会社では、
営業の人＝明るい、開放的、融通が利く、常識的。
社内にこもって仕事をする人＝暗い、石頭、視野が狭い。
というイメージがあるような…