解決済み
【長文】美大院進学か、就職か。迷っています。現在私立美大学部4年で、テキスタイルを学んでいます。繊維系の会社のデザイナーを志望していたのですが、今年度の採用募集の少なさに困っています。 学部1、2年のころから、ここに行きたい!と思っていた会社が2社ほどあるのですが、今年度はどちらも採用を見送るとのことで、どうしていいかわからなくなってしまいました。他の繊維会社もデザイン職は採用しない、という企業があり、現在は繊維以外の業界のデザイナーにも応募し就職活動をしていますが、やはり自分の専門であるテキスタイルの世界で仕事をしたいという気持ちが強いです。 院に進学し、2年後に改めて就職活動をしようか、今ほかの業種に就職してしまおうか(できるかわかりませんが)迷っています。 美大で院に進学した場合、やはり学部卒と比べると就職はかなり厳しくなるでしょうか。教授や両親は院進学を勧めてくれていますし、私も院で2年間、今よりも高度な勉強ができるなら、魅力的だと思います。また2年あれば、チャンスは少ないとはいえ、公的な機関のデザイン研究職や意匠審査員にチャレンジすることも可能かとも考え始めました。 しかし院卒リスクがどれほどのものなのか、社会に出たことの無い私ではいまいち理解できないのです。 美大院卒の就職活動のメリット、デメリットについて、どなたかアドバイスいただけると嬉しいです。 また、リクナビやその他就職サイトでの求人で「大卒月給◯◯◯◯…、専門、短大卒◯◯◯◯…」としか書かれていない場合、院卒は採用しない、ということなのでしょうか?こちらに関してもご存知の方がいらっしゃいましたら回答をお願いします。宜しくお願い致します。
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>>院卒リスクがどれほどのものなのか、社会に出たことの無い私ではいまいち理解できないのです。 院進学は年齢によります もし現役や1浪なら院卒でも24、5歳なので就職のチャンスはありますが それ以上の年齢になると厳しい気がします 院卒だから使えないと言うよりは 日本は実力主義になったと言いつつ、未だに年功序列の色合いが強い為 年を取った新卒はそのバランスを崩す為、扱い辛いと言うのが 企業としての本音です もし、院に行かれるなら私大よりも芸大の方が良いと思います なんだかんだでデザイナー採用も新卒は学歴重視だったりするので… また学校が上野にあるだけで就職活動の際企業を回るのも楽になります 院に行くメリットは、ポートフォリオをしっかり作る時間が 出来るというとこでしょうか 学部だとどうしても3年の秋くらいから慌ててって方が多いですけど 院に行くならたっぷり時間はありますし、他の方よりも 濃いポートフォリオが作れると思います そこで就職活動時に差を付けることが出来るといったことでしょうか 後は教授と親しくなれる、言葉は悪いですが上手く利用しましょう >>リクナビやその他就職サイトでの求人で「大卒月給◯◯◯◯…、専門、短大卒◯◯◯◯…」としか書かれていない場合、 院卒は採用しない、ということなのでしょうか? 基本的には大丈夫だと思います、採用された時の給料が 大卒と一緒の金額でスタートと捉えていいと思います。 最後になりましたがデザイナー職と言えどOB訪問は忘れずに…
まず、あなたのゴールは、入りたい会社に就職する事なのでしょうか? デザインの世界は能力次第です。 自身の目指すテキスタイルに対する世界観。そんなものは無いのでしょうか? 他の会社でも、自身の将来目指すべき方向を持っていれば、どんな形であってもスキルアップ出来ると思います。 さて、大学院ですが修士ですね。 一般的に言って、就職では、ある一定以上のものを要求されて当然になります。学部卒と同じレベルの院卒を企業が採用するはずがありません。 大学院では、本当の意味でのオリジナリティーや物に対するクオリティーを高めてゆきます。 当然学外的にも公募等に応募して、社会的実績をつくるべきでしょう。 本当の意味で大学院で求められるレベルを自身の手に入れられれば、就職活動云々というよりも、自ずと道は開けてきます。 指導する先生の所にピンポイントで就職の採用に関するお願いがある場合があります。(何時どんなものがあるかないかは、そのタイミング次第ですが、、、) 大学院は研究的色彩が強い部分もありますので、教員や研究職へ方向を持ってゆく人も多いでしょう。 公的な機関のデザイン研究職や意匠審査員、これらのものは、社会的に大きな実績(公募展で対象レベルのものをいくつも受賞)が無ければ、ちょっとやそっと大学院を出たからといってなれるものではありません。 教員についてお話しすると、大学教員の場合、最近は修士レベルではなく博士レベルが求められます。そして社会的にも大きな実績を求められます。 高校、中学に関しては、免許も一つ上のレベルも物をとる事が出来ますので、ここではリスクというよりも、メリットとなるのではないでしょうか。しかし、教員は昨今の景気状態からすれば非常に狭き門となっています。 いずれにせよ、本当に就職したいのであれば、募集先に自分で問い合わせてみられれば良い。 デザイン関係で言えばそんなに規模は大きくないでしょうから、ポートフォリオ持って押し掛けるくらいの気概を持っても良いんじゃないでしょうか。 私は、修士を出た後、会社に就職しましたが、募集もしていない所に連絡を入れ、ポートフォリを持って押し売りにいきました。 卒業後その会社に入りましたが、会社の景気が悪い事等いろいろあり、1年後には大学の助手の話をもらって、その後は大学に勤めています。 しかし、最近では、大学教員は博士の学位を持つ事が社会的にも求められ、周囲の理解を得ながら、3年間博士課程に通いこの春課程を終えました。 今月学位を頂く予定です。(ちなみに年齢は現在40を過ぎています。) しかし、デザインやアートの世界(他の分野でもそうですが、、、)どこまで行っても、そのレベルからのアップを絶えず意識して実績を重ねなければ、そこで終わってしまいます。 大学にいる内は社会の事は私もよくわかりませんでしたが、大学院に進む事は早くから決めていました。それは、世の中に出た時に人並みではこの世界で残ってゆけないと感じたからです。気違いみたいに作品を創って、様々な場所に発表して、、、、大学の課題だけで満足しているようでは先が知れています。 人と比べる必要はありませんが、自分の選んだ事に対して、これ以上出来ないという状態を絶えず持続する事で、私は道が開けると思っています。 まあ、厳しい事を書きましたが、がむしゃらにガツガツ動いてください。こうしたら良いなんて言う人からのアドバイスは、ほとんどこの世界で意味を持っていませんので、己を信じていくのみです。健闘を祈ります。
なるほど:2
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