解決済み
過疎地において、地方公務員の安定とは本当なのでしょうか?消滅可能性都市の田舎で育った20代です。平成の大合併で面積だけ大きい過疎地の市です。県全体でも政令指定都市より人口が少なく、高齢化率は40%を超えています。 そんな田舎に未来を感じず地元を出て、大学卒業後に大企業のグループ企業で地方の政令指定都市に住んでいます。定時退社できて給与もコロナの影響はなく、不満こそありますが転職を考えるほどではありません。大多数が地元を出たため、友人にも今の場所の方が気軽に会えます。 そんな折、帰省の度に親(父は民営化後の某鉄道会社勤務、母は在宅介護をしています)が地元の県庁に就職した数少ない友人を毎回のように羨んでいます。公務員は食いっぱぐれがないだの、安定していて決して潰れないだの、この先も給与は右肩上がりだの、ノルマに追われないだの。なぜ試験だけでも受けなかったのかと、いつも繰り返し言ってきます。私ははなから選択肢になかったのですが… なお、県庁の友人はやりたいことが官庁にあったようなので、そういった理由で選ぶなら素晴らしいと思います。ただ、私は自治体の消滅さえ囁かれる中、少なくともそんな地域の地方公務員を安定性を理由に選ぶのは理解できないのです。実際のところはどうなのでしょうか。
1,063閲覧
1人がこの質問に共感しました
夕張みたいなケースは極端ですが、実際は過疎地は産業の没落とともに基本給及びボーナスは低下しつつあるのが事実です。 雇用の促進なんていうのは色々な自治体が実施していますが、そんな何もない田舎に企業を誘致できるかといえばそんなわけない。 むしろ人口減、高齢化で昔から続いていた企業が次々に潰れていくのが田舎の現状です。 https://www.nenshuu.net/special_public/chi_koumu/cnt_city.php?code=052019 秋田市を例に挙げると2010年より前の平均年収は600万円台後半でそこそこでしたが、今は500万円台後半と結構下がっています。これが現状なのです。 https://www.nenshuu.net/special_public/chi_koumu/cnt_city.php?code=022039 八戸市も同様。2010年より前は600万円台前半でしたが、今は500万円台前半になろうとしています。 https://www.nenshuu.net/special_public/chi_koumu/cnt_city.php?code=221007 そして政令市ですらこういうことも起きます。人口が政令市で最初に70万人を切ってしまった静岡市ですが、平均年収は2010年より前は700万円台後半ですが、今は600万円台後半に落ち込んでいます。 このように地元で公務員は地方の場合はリスクが高い。
地方だと、県庁などの公務員が「一番の産業」かと思います。 それ以外だと電気会社などでしょうか。 本来の意味合い?とは異なりますが、高給で安定しているのは事実では。 新卒時に、蝦夷地の大学から東京に戻ろうとしましたが、交通費がなくなり、東北の縁が余りない県庁に入りました。 早期退庁を予定しての入庁でしたが、東京に戻るのがめんどくさくなり、その県で勤務しました。 雇用契約もいい加減でしたが、地元では誰でも知る老舗に入りました。 歴代の記録を更新する売り上げをたたき出していましたが、給与が安すぎて生活が成り立ちません。 その地に再度転職する気はなかったのですが、一応調べたら、中途なんてほぼ横並びの給与でした。 他より一万給与が良ければ、百人の応募があるそうです。 それらを考えると、親御さんは日頃から肌で感じているのでは。 昨年、久しぶりに訪れましたが、県庁所在地の街が死にかけていました。 まあ市町村だと合併もあるようですが、それでも首にはなりませんし、生活できる給与は貰えます。 因みに、郡部の市に吸収された町にも行きましたが、特急から降りたのが私一人。町は死んでいました。
安定を最優先にするなら、大企業のグループ企業より、田舎の市町村役場の方が上です。 大企業のグループ企業は、20年後は潰れているかもしれませんが、役所はつぶれません。 あなたの両親は、自分の老後を心配しているのでしょう。 役所に入ったなら、老後は子供や孫に囲まれ楽しく暮らしている。 しかし、子供が都会に行った老人は、捨てられた老犬のように不自由になった体で一人で惨めに生きていることが多いですから。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る